インタビュー

パナソニック ドラマシアター『宮部みゆきミステリー パーフェクト・ブルー』(月曜よる8時〜放送)

寺脇康文さんインタビュー

Q. 椎名悠介という人物について。
A. 
探偵事務所の近くにあるバーのマスターなのですが、何やら秘密がありそうな男です。
タイトル「パーフェクト・ブルー」という謎の言葉をはじめ、いろんなことに関わってくるのではないかと思われます。今のところ謎の人物とだけ言っておきましょうか(笑)。
的確なアドバイスをサラっとするあたり、かなり頭の切れる男です。そしてなぜそんな裏情報を知っているのかという理由も徐々に出てきます。
前半は店にいることが多いですが、後半真理に迫ってくるあたりから徐々に動き出すかもしれません。
Q. 台本を読んだ感想を教えてください。
寺脇康文さん1
A. 
宮部さんの作品では、「模倣犯」「火車」に出させていただき、小説もほぼ読ませていただいているくらい大好きな作家さんです。
それはなぜかといえば、推理物としてミステリー含め謎解きも筋は通っているし、それから実は人間ドラマの方が大半を占めていて、その人間の心理をきちんと描いているところが自分的に好きなんだろうなと思います。
今回は初期の作品ですが、家族愛や信頼関係、憎しみ、愛憎劇…いろんな感情が入り混じっていて、そんなところも魅力ですね。
Q. マサとの共演について。
A. 
犬が大好きなんです。マサも人間だらけの中で寂しそうにしていますね。「犬は俺だけかよ」なんて考えているでしょうから声をかけて、「仲間だよー」とアピールしています(笑)。
以前、映画でシェパードを訓練する訓練所長の役をやったことがあるのですが、一見シェバードは怖くて大きいですが、実は非常に優しくて寂しがり屋なんです。
でも、ただかわいがるだけじゃなく、「この人に逆らっちゃいけない」という人も必要だと思うので厳しく接していこうと思っています。
Q. 「椎名怪しいな」という意見が多いようですが…。
寺脇康文さん2
A. 
「椎名怪しいな」ですか(笑)。
怪しいですよね。キーマンであることは間違いないと思いますので、「椎名怪しいな」説は合っていますよ。
Q. 「パーフェクト・ブルー」見どころは?
A. 
1話ごとでも楽しめるストーリーですし、また横のラインで大きくある「パーフェクト・ブルー」という大きな秘密、これを解いていく大きなうねりの中で、毎回人と人との気持ちのぶつかり合い、業、愛憎、いろんな感情が詰まっていてキュンとできる内容になっています。
横の大きな流れと、毎回のストーリーを存分に楽しんでください。

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