橋田壽賀子ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』最終シリーズ

遺言が残されていない以上、放棄の手続きをすれば済むと言う五月に、長子は「おかくら」はもう辞めて、遺産は5人で等分すると切り出します。今年から税率が変わったものの、大吉は昨年のうちに亡くなっているため、1億までなら相続税はかからず、一人2千万近くなるのではと言います。しかし日向子が継ぎたいのではないかと心配する葉子に、その日向子のためにも店を手放したいという長子は、すでに居抜きで買ってくれそうな人も見つけてあると言い、姉妹たちも言葉がありません。