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イントロダクション

(写真)
日本は資源に乏しく、平地が少なく、自然災害と向き合って暮らす国。 明日へつながる「日本だけの価値」って何だろう? 「ものづくり」戦後70年をしっかり見直せば、やがてわかってくるに違いない。 焼け野原で、先人たちは夢を見た。 もういちど立ち上がる夢だった。 何もなかった。夢だけをむさぼった。 夢は未来だった。未来は作るしかなかった。 汗と涙を、知恵と勇気を、涸れるほどしぼった。 やがて、プロダクトで、テクノロジーで、アイデアで、 遠く描いた未来に手が届いた。 焼けるような魂に触れながら、いま、私たち自身に問いかけよう。 むさぼるように夢を見ているか。 つくれるか。歴史が嫉妬するほどの未来を。 21世紀は、もう、15年目だ。 振り向くと、未来が見える。
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MC

(写真)安住紳一郎 綾瀬はるか

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(写真)千住明

ナレーター

遠藤憲一 / 真地勇志 秀島史香

はじめに

2015年8月15日、日本は「戦後70年」の節目を迎えます。
太平洋戦争において、数多くの家族の絆が引裂かれ、数多くの尊い命が失われ、焼け野原となった日本。
漆黒の闇が広がり、悲しみと絶望の淵に立たされながらも、人々は新たな光を求め、戦後の第一歩を踏み出しました。
私共TBS(当時・ラジオ東京KRT)も、1945年8月15日の終戦から約10年後の1955年4月1日に、
1951年のラジオ放送に引き続きテレビ放送を開始、2015年に「テレビ放送60年」を迎える事になりました。
戦後、日本が民主化という全く新たな価値観を受け入れ、戦後復興を急速に推し進めた時代の出来事でもありました。
終戦後の日本は、疲弊と混乱にありながら「戦後復興」を果たし、その後の「高度成長期」を経て、「オイルショック」、「バブル崩壊」といった経済危機を幾度も乗り越え、2015年「戦後70年」を迎えます。
「激動の70年」。時代の歯車は軋みながらも回り続け、確実に時を刻んできました。
止まりえぬ「歴史」の流れの中、また、数多くの犠牲の上に築かれた「平和」の中、日本は着実に歩みを進め、
世界の中で確固たる地位を得ることが出来ました。
日本が世界に挑んだ数々の「挑戦」と「成功」。
そして、経験した数々の「失敗」と「挫折」。
その原点には、日本ならではの「ものづくり」に対する企業の「努力」、それを支える人々の「夢」と「情熱」があったからこそ成しえた発展だったと思います。
2015年3月、TBSは五夜に亘って「“ものづくり”日本の奇跡」と題し、
TBSテレビ60周年特別企画として、戦後、先人達が築き上げた各産業の発展の歴史をあらゆる角度から紐解いていく
特別番組を放送します。
戦後70年。日本人が取り組んだ“ものづくり”の歴史を振り返ることで、新たな歴史を刻む「日本の未来」
が見えてくる事を心から祈りたいと思います。

TBSテレビ 代表取締役社長 石原 俊爾

制作

遠藤憲一 / 真地勇志 秀島史香

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