第1夜 暮らし
電卓、カメラ、パソコン、携帯電話などの家電製品。昔のものを見ると「元々こんなに大きかったんだっけ!?」というほど、急速に小型化し世界を魅了してきました。暮らしを支える精密機械に関する“ものづくり"を通して見えてくる《日本人の“縮みの文化”》とは?

日本人はなぜ、小型化にこだわるのか?
扇子、提灯など、昔から日本人は様々なものを携帯可能なサイズに小さくしてきました。戦後には、タンスほどの大きさからわずか4年で卓上型にして、1964年東京オリンピックで公式に採用された精密機器も。あなたもきっと持っているその機器とは?

日本の朝を変えた…自動改札機
高度経済成長期、都市で問題となった駅構内のラッシュ。そこで求められたのは、当時の技術では不可能と言われた「改札口の機械化」でした。様々な困難に立ち向かった開発者の情熱と工夫。成功の裏には日本ならではの決断が…。
第1夜 ゲスト
- (写真)笹野高史
- (写真)箭内道彦