2008年10月13日〜2009年3月23日(全22話

あらすじ:

第 12345678910111213141516171819202122 話

第11話:
『若妻の言えない秘密?』/天草(2008年12月22日 放送)

 水戸老公(里見浩太朗)一行は天草へ。老公は、名産品の樫を育てている御用林を見るため福連木(ふくれぎ)という村まで足を延ばし、木々の管理をしている庄屋の益次郎(松田洋治)を訪ねる。益次郎は母親のお勢(梓みちよ)と嫁のおきぬ(寺田千穂)の三人暮し。家事の苦手なおきぬに、お勢は小言が絶えない。しかし、お娟(由美かおる)はおきぬのしなやかな身のこなしを見て、おきぬは忍びではないかと感じていた。
 御用林は代官の緒方又兵衛(大林丈史)が厳しく管理しているが、緒方は材木商の西海屋(石山輝夫)と結託して木々を横流しし、私腹を肥やしていた。
 御用林見回りのため、山口十三郎(佐藤浩)ほか巡検使がやってくるが、緒方に手玉に取られ不正を見破ることができない。
 一方その頃、隠密の達次(横尾成年)は代官所に忍び込み、木々伐採の記録を盗み出す。追っ手に斬られ深手を負った達次を風車の弥七(内藤剛志)がかくまった。弥七は達次に頼まれその記録をおきぬに渡す。益次郎はそれを見て緒方たちの悪事を見破った。
 実はおきぬも代官所の不正を調べていた隠密だった。だが二年前、探査の途中、事故で記憶を失った。おきぬは益次郎に助けられ、二人は夫婦になった。やがて記憶は戻ったがおきぬは普通の女としての幸せな暮らしを手放すことができず、そのまま益次郎の妻として暮らしていたのである。
 益次郎とお勢が代官所の役人に捕らえられた。おきぬは二人を助けるため代官所に向かう…


第12話:
『愛と復讐の桜島』/鹿児島(2009年1月12日 放送)

 水戸老公(里見浩太朗)一行は鹿児島へ。早月(磯山さやか)はかつて江戸の学問所で共に学んだことがある菊村数馬(大沢健)と再会する。算術が得意だった数馬は藩の勘定方で働いていた。
 数馬は大友喬之助と名を変えおり、なぜか再会を懐かしむ早月を無視する。また、数馬の許嫁、千代(菊地美香)は数馬から一方的に婚約を反故にされたと悲嘆にくれている。数馬の優しい人柄を知る早月はまるで別人のようだと首をかしげる。
 ところで風車の弥七(内藤剛志)の調べで、千代の養父で郡奉行の土屋隼人正(小沢象)と与力の如月刑部(潮哲也)が、悪党・不知火の伊蔵(草見潤平)を使って、琉球との密貿易を行なっていることが分った。土屋たちは琉球に帰る船に罪人を乗せて逃がしてやる悪事も密かに行っていた。
 かつて土屋たちの悪事に気付き罪を暴こうとした数馬の父は、伊蔵に斬殺されていた。土屋は数馬にとっては父の敵でもある。愛する千代が土屋の養女だと気付き、悩んだ末に数馬は千代に別れを告げたのである。数馬の下男・又吉(赤塚真人)は涙ながらに数馬たち父子の無念を老公たちに語る。
 悪事の証拠をつかむため老公と新助(松井天斗)は骨董屋に扮して陶芸好きの土屋に接近する。老公の蒔いたえさに誘われ、悪人たちが動き出す。数馬と早月は罪人たちに紛れ込んで琉球行きの船に向かうが…


第13話:
『強い女房に弓ひくな!』/都城(2009年1月19日 放送)

 水戸老公(里見浩太朗)一行は弓矢作りが盛んな都城へ。老公は弓作りの職人、栄次郎(渋谷哲平)の仕事場を見学する。栄次郎は名人とうたわれた師匠の死後その跡を継いで腕を上げ、今は殿様に献上するための弓の制作に心血を注いでいる。栄次郎は女房のおみね(小林綾子)の尻にしかれ頭が上がらないが、二人は仲の良い夫婦だった。
 一方、為替受け取りのため別行動の格之進(合田雅吏)は旅の女、おせい(原久美子)と知り合い、一緒に都城へ向かう。おせいが栄次郎の師匠の娘だったと分かり格之進と老公は驚いた。おせいはかつて栄次郎の許嫁でもあったが、父親といさかいを起こし、五年前に家を出て、行方が分からなくなっていた。
 ところで武具商人の蔵戸屋(石沢徹)は、栄次郎の弓が藩の弓術指南役、湯浅蔵人(田宮五郎)が期待を寄せるほど評価が高いことを知って不安になった。栄次郎の弓を殿様が気に入れば、自分の商売の立場が危うくなる。蔵戸屋は代官の新見主膳(内田勝正)と相談し、栄次郎を手なずけようとするが、栄次郎とおみねは蔵戸屋にはなびかない。
 おせいが帰っていることを知った蔵戸屋は、おせいを捕まえて強引に罪人に仕立て、栄次郎を従わせようとするのだが…


第14話:
『悪事をあばく今昔の恋』/宮崎(2009年1月26日 放送)

 水戸老公(里見浩太朗)は宮崎へ。老公は十八年前にかつての江戸深川の芸者、菊弥が、前の飫肥(おび)藩主の側室となってこの地で暮らしていることを思い出した。
 菊弥は飫肥では貴和の方(きわのかた・若村麻由美)と呼ばれ人々に親しまれている。老公は美人芸者、菊弥が踊りの名手だったことを助三郎(原田龍二)、格之進(合田雅吏)たちに懐かしそうに話す。
 だが飫肥藩では不可解な事件が起きていた。勘定組頭、吉田清左衛門(辻萬長)が公金を横領した罪を悔いて切腹したというのだが、どうにも不審な点が多い。清左衛門を慕う若い侍、山崎新伍(斎藤工)は、清左衛門は不正を働くような人物ではないと語り、真相を探る。
 清左衛門の妻、志津(長谷川真弓)は、実は清左衛門は何者かに殺されたのだと不安に震えながら老公に打ち明ける。清左衛門は城代家老、塚本仁左衛門(穂積隆信)と勘定奉行、佐竹喜八郎(下塚誠)の不正に気付き、それを告発しようとしていたのだ。
 芸者だった若い頃の貴和の方と清左衛門が恋仲にあったという秘密を知る老公は、貴和の方に悪事を暴くための加勢を頼むが、貴和の方にも魔の手が迫る…


第15話:
『ホラ吹き娘の親孝行!』/高千穂(2009年2月2日 放送)

 水戸老公(里見浩太朗)一行は神話の舞台、高千穂へ。老公は、ホラを吹く少女、千草(森迫永依)と出会う。千草は、鬼が出るなどと嘘を言って人々を驚かせていたが、もう誰も千草のホラを信じなくなっていた。
 庄屋の茂兵衛(樋浦勉)は、かつて千草は父親の佐伯甚左衛門(上杉祥三)と二人で仲良く暮らていたと老公に語る。ところが、甚左衛門は郡代の大黒九右衛門(原田大二郎)が人々を苦しめて私服を肥やしていることに気付き、郡代を糾弾しようと仲間と相談をしていた。そこへ千草の不注意のために郡代の手下に踏み込まれ、甚左衛門は手傷を負って逃げ、その後行方が分からない。茂兵衛は千草がそれ以来ホラを吹くようになったと気の毒そうな表情で話をするのだった。
 老公は千草のホラに合わせて自分もホラを吹き、千草とホラ比べをしながら安心させて、少女の本心を探る。老公は、千草が父親の生存を信じて帰りを待っており、さらにけなげにも、千草は甚左衛門の仲間の一人、平岡信之介(宮澤寿)を自分だけで密かにかくまっていることを知った。
 一方、裏帳簿を持って逃げた甚左衛門の行方を必死に探している郡代の大黒は、千草をだまして甚左衛門をおびき出そうとするが、千草は用心深く切り抜ける。
 老公は、甚左衛門を信じ、決してあきらめないようにと、千草を励ますのだった…



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