2008年10月13日〜2009年3月23日(全22話

あらすじ:

第 12345678910111213141516171819202122 話

第1話:
水戸(2008年10月13日 放送)

 水戸老公(里見浩太朗)は、西山荘(せいざんそう)で大日本史編纂の作業を進めていた。水戸藩の元家老、山野辺兵庫(長門裕之)とその孫娘、早月(磯山さやか)が老公の身の回りの世話をしているが、口うるさい兵庫に助三郎(原田龍二)と格之進(合田雅吏)はうんざりする。
 ある日、早月は江戸に将来を誓った人がいると告白し、みんなを驚かせる。しかしその直後、思いを寄せる橋場大二郎(はしばだいじろう)(徳重聡)から約束を忘れてくれとの手紙が届く。早月は大二郎の真意を確かめるため、お娟(由美かおる)、新助(松井天斗)と共に江戸へ向かい、老公と助さん、格さんもその後を追う。
 大二郎は赤鞘組(あかざやぐみ)という無頼旗本の仲間に入り、行方不明になっていることが分かった。その赤鞘組の大将、黒沼十兵衛(くろぬまじゅうべえ)(藤堂新二)は吉原一の花魁、高尾太夫(たかおだゆう)(純名りさ)を是が非でも身請けしようと無法を繰り返し、乱闘騒ぎを起こしていた。その騒ぎに乗じて助さんが赤鞘組に、格さんは吉原に潜入し、大二郎の行方を探ることに。弥七(内藤剛志)も探索を開始した。
 一方、江戸城では、徳川綱吉(中村繁之)の母、桂昌院(岩崎加根子)が怪しい祈祷僧、隆光(麿赤兒)に心酔し、幕府に不気味な影を落としていた。隆光が動かす莫大な金は、長崎の密貿易で作られている様子。老中の柳沢吉保(石橋蓮司)が隆光の糸を引いているようだ。しかも吉保は廻船問屋(かいせんどんや) の寺田屋(石井愃一)を通じて赤鞘組ともつながっていたのだ。果たして大二郎の行方はいかに?そして老公は吉保の陰謀を砕くことができるのか?
 その頃、赤鞘組の悪行に吉原の男衆が我慢の限界を超え、一触即発の危機が迫っていた。騒動を収めるため老公が立ち上がる!


第2話:
『母の一念関所を破る!』/箱根(2008年10月20日 放送)

 水戸老公(里見浩太朗)一行は箱根の関所に着いた。関所では、厳しく人の出入りに目を光らせるその裏で、関所番頭の深尾平太夫(柴田侊彦)が、山賊の蛇蔵(岡田正典)と組んで、旅人から金品を巻き上げ、私腹を肥やしていた。お娟(由美かおる)と早月(磯山さやか)も検査係りのおかね(大和なでしこ)に理不尽な言い掛かりをつけられ、関所を通ることができない。
 先に進むことができず難儀をしている一行に馬子のお花(安田望)が声をかける。そこへ山賊が現れて、助さん(原田龍二)、格さん(合田雅吏)がひと暴れ。
 お花は、一行を山中の小屋に案内する。お花はここで嘉平(うえだ峻)という老人と二人で暮らしている。嘉平は、お花は幼い頃山中に捨てられていたのだと打ち明ける。お花は危険から身を守るため、普段は男の身なりをしているが、髪を洗ったお花が美しい娘だと気付き、一行は驚いた。
 その頃、老公とは別行動の風車の弥七(内藤剛志)が、蛇蔵に捕らえられて他国に売り飛ばされようとしていた二人の女を助けた。二人は大店の女主人、お国(五十嵐めぐみ)と女中のお米(佐藤麗良)である。
 お国は、幼い頃生き別れになった娘を探しており、どうしても峠を越えたいと訴える。老公はお国が探す娘がお花ではないかと察知する。老公とお国たちはお花の案内で、峠の難所越えに挑む。関所破りは大罪である。深尾と蛇蔵は一行の後を追う。
 その頃、孫娘、早月を追いかけて山野辺兵庫(長門裕之)も箱根に到着した。深尾に騙されて兵庫も老公たちを追跡する。息詰まる箱根の攻防!


第3話:
『いずれが正義?侍の魂』/箱根(2008年10月27日 放送)

 水戸老公(里見浩太朗)一行は岡崎に着いた。一行が出会った、殿様側近の侍、緒方戍一郎(じゅいちろう・倉田てつを)は、藩主水野忠盈(ただみつ・片岡暁孝)に秋葉隆之介(宮下直紀)を討ち果たすよう命じられ悩んでいた。隆之介は、側近におだてられて自分の立場が見えない殿様に厳しく忠告をして逆鱗に触れたのである。隆之介は戍一郎の親友だ。君命に従うか、それとも友の命を救うのか、戍一郎は苦悩する。
 ふとしたことから格さん(合田雅吏)が戍一郎と親しくなり、戍一郎の悩みを聞き出した。格さんは戍一郎と剣術の手合わせをし、ほのかな友情を感じるようになっていた。侍として戍一郎の苦しみを理解できる格さんだが、よい思案は浮ばない。老公は、戍一郎が隆之介を秘かに逃がすのではないかと考えていた。
 その頃、戍一郎の悩みを察し、戍一郎の妻、早苗(田京恵)は自分と子どもが夫の足手まといならないよう、離縁を迫っていた。
 一方、家老の上松頼母(伊藤高)は、殿様の目を盗んで塩の売買を操作して私腹を肥やしていた。隆之介は上松の悪事を知り、その証拠をつかもうと懸命になっていたのだが、その矢先に失言し、殿様を激高させてしまったのである。上松は戍一郎が隆之介を討てば、悪事も露見せず安泰だとほくそ笑む。
 君主か親友か、どちらを取れば武士の正義を貫くことができるのか、悩みの深い戍一郎に、老公は自分の心に素直に従うよう諭すのだった…


第4話:
『天誅!紫頭巾参上』/近江八幡(2008年11月3日 放送)

 水戸老公(里見浩太朗)一行は近江八幡に着いた。一行は、仕事を斡旋する口入屋、音羽屋の女主人、嘉穂(川中美幸)と知り合った。嘉穂は父親とは幼い頃に死別したと老公に語り、老公にしばらく父親になってほしいと甘える。老公もそれを受け入れ、二人は本当の父娘のように打ち解けて楽しい時を過ごすのだった。
 ところでこの頃、近江八幡では、紫頭巾という覆面の剣士が出没し、困っている人を助け、悪人を退治してくれると人々の噂になっていた。噂どおり、高利貸しに売り飛ばされようとしていた娘たちを紫頭巾が救い、さらに評判が上がる。
 ところが、代官の青山伊蔵(成瀬正孝)は紫頭巾の活躍を苦々しく思っていた。青山は海産物問屋の松尾屋伝兵衛(和崎俊哉)と結託して悪事を働き、私腹を肥やしていたからだ。紫頭巾に邪魔をされては困る。
 そんな矢先、大きな商家が紫頭巾に襲われ、大金が盗まれるという事件が起きた。悪事を働くにせ者は、青山が紫頭巾をおびき出して捕らえるために仕組んだわなだ。
 老公は正義感が強く剣術の腕も立つ嘉穂が紫頭巾だと見抜いていた。危険を知りながら代官所に乗り込もうとする嘉穂に、老公は思いとどまるよう声をかけるのだが…


第5話:
『ゴリ押し父子の悪企み』/赤穂(2008年11月10日 放送)

 水戸老公(里見浩太朗)一行は赤穂に着いた。赤穂では最近物価が急騰し、人々の生活が苦しくなっていた。一行は廻船問屋・播磨屋平左衛門(山本亘)の娘、おゆき(山川恵里佳)がごろつきに絡まれ難儀しているところを助けた縁で、播磨屋に投宿することとなった。
 赤穂は製塩が盛んで栄えているのではないかと訪ねる老公に、平左衛門は、最近は商いもはかばかしくないと表情を曇らせる。若い船頭頭の吉蔵(永澤俊矢)も仕事が減り、おゆきは心配を募らせている。
 ところで、赤穂では城代家老の大石内蔵助(天宮良)が藩政を取り仕切っているが、大石は昼行灯と陰口をたたかれており、大石の目を盗んで次席家老の北村外記(名高達男)と藩札の発行を司る札座奉行の荒木弦之丞(坂田雅彦)は、塩問屋・難波屋次郎兵衛(菅野菜保之)と手を結び悪事を働いていた。北村は贋札を作って藩の財政を混乱させ、自分が大石に取って代わろうと企んでいたのだ。
 難波屋は偽札作りの罪を平左衛門に被せようと画策する。また難波屋の愚か息子、繁太郎(なすび)はおゆきに惚れ、強引に関係を迫る。
 老公は大石が実は切れ者だと見抜き、大石に北村たちの悪事の真相を語る…



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