みどころ:
里見浩太朗が演じる水戸老公、7回目の世直し旅。館林に将軍綱吉の御落胤がいるという知らせを受けた老公は真実を確かめ、争いを治めるため旅立つ。館林では綱吉に藩を取り潰され恨みをもつ浪人たちが徒党を組んで、幕府転覆の野望を抱いていた。それもかなりの数に上り、越後高田でも騒動を起こしているという。館林の悪を懲らしめた老公は、越後高田を目指す。助三郎・原田龍二、格之進・合田雅吏、お馴染みの二人が世直し旅のお供を。疾風のお娟・由美かおる、鬼若・照英、アキ・斉藤晶も影から老公を支える。第36部から登場したコミカルな和みキャラのおけらの新助・松井天斗も一行に加わった。
(※写真左から:助さん、黄門様、格さん)
登場人物:
水戸光圀(みとみつくに)/里見浩太朗(さとみこうたろう)
越後のちりめん問屋の隠居を名乗り、世直し旅を続ける水戸のご老公。杖を剣代わりに腕も立つ。優しさと厳しさを合わせ持ち、人一倍好奇心が旺盛。
佐々木助三郎(ささきすけさぶろう)/原田龍二(はらだりゅうじ)
老公のお供で剣の達人。何事にも動じない大らかな性格で、旅先でついハメをはずしてしまうことも。格之進とは対照的に少々軟派で女性好き。
渥美格之進(あつみかくのしん)/合田雅吏(ごうだまさし)
老公のお供で印籠と旅費を預かっている。腕が立ち、ふだんは素手で闘うことが多い。とにかく生真面目で道中日誌を欠かさない。
疾風のお娟(はやてのおえん)/由美かおる(ゆみかおる)
ふだんは旅芸人のふりをしているが、実は美貌を武器に悪の実態を探る七変化の女忍者。芸者の娟奴や、時に軽業師などになりすます。
風の鬼若(かぜのおにわか)/照英(しょうえい)
少女アキを守りながら、ご老公一行のピンチの場面で大活躍する伊賀の忍者。巨岩を投げ飛ばし、壁も破る怪力の持ち主。無口で心優しい。
アキ(あき)/斉藤晶(さいとうあきら)
伊賀の血を受け継ぐ少女くノ一。ご老公を「じいじ」と慕い、旅に同行している。忍術だけでなく第六感的な能力も備え、事件解決にひと役買う。
おけらの新助(おけらのしんすけ)/松井天斗(まついてんと)
ご老公の旅のお供。明るくて気立ては優しいがそそっかしく、トラブルを持ち込むことも少なくない。助さんとハメをはずし格さんにたしなめられることも。
風車の弥七(かざぐるまのやしち)/内藤剛志(ないとうたかし)
老公たちを常に陰で支える元義賊の忍者。一行とは別行動をとり、事前に訪問地の情報収集をしたりする。武器は手裏剣代わりの赤い風車。※第11話から登場
美加(みか)/瀬戸早妃(せとさき)
助三郎の見合い相手だが、気が強く、会えば喧嘩ばかり。仙台藩士の兄と二人で江戸で暮らしている。
静枝(しずえ)/池内淳子(いけうちじゅんこ)
助三郎の母。助三郎に早く嫁をもらって落ち着いて欲しいと願っている。ご老公にもはっきりと意見を言える数少ない人物。