2005年1月10日〜6月6日(全20話

あらすじ:

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第6話:
『忠義貫き北国に春』/陸前高田(2005年2月14日放送)

 陸前高田へ向った水戸老公(里見浩太朗)一行は、代官、小山義太郎(よしたろう・寺泉憲)の家来、奥田万二郎(千昌夫)と知り合った。
 小山と万二郎は幼なじみで、万二郎は小山が最近代官に出世したことが誇らしく、我が事のように喜んでいる。小山が代官としていかに優れているかを嬉しそうに語る万二郎を、老公は微笑ましく感じた。 一方、不器用な万二郎は好意を持っている同郷の娘、おきよ(北原佐和子)に思いを伝えることができない。もどかしく思った助三郎(原田龍二)が恋の手ほどきをするが、どうもうまく行かない。
 ところで小山と万二郎が育った村では、ここ数年、不可思議な水害が起こり、村人たちは難儀をしていた。わずかな雨でも鉄砲水となり、村には大きな被害が出る。以前は無かったことだと村おさたちも首をひねっている。
 さて、別行動の鬼若(照英)とアキ(斉藤晶)は、山中で密かに無謀な森林の伐採が行われていることに気付いた。 お娟(由美かおる)がさぐりを入れたところ、郡奉行の海老原主膳(伊藤高)が私腹を肥やすために行っていることが分かった。あきれたことに家老の保坂半之丞(近藤洋介)も悪事に加担しており、村人たちの安全を脅かしていることなどお構いなしだ。
 さらに小山も渋々その片棒を担がされていたことも分かる。そのことを知ってしまったために小山から遠ざけられ、落胆する万二郎。老公はこんな時に主人をいさめることこそ家臣の務めだ、と万二郎を励ますが…。


第7話:
『愛馬が教えた親孝行』/遠野(2005年2月21日放送)

 水戸老公(里見浩太朗)一行は遠野に着いた。にわか雨に襲われた一行は、雨宿りのため軒を借りたお栄(浅利香津代)、お菊(田京恵)母子の家で一夜を過ごすことになった。
 老公は母子が大切に育てている馬のアオの素晴らしさに目を見張る。母子は、アオは三年前お栄が山で遭難した時に助けてくれた命の恩人だといい、それ以来家族同然に暮していると語る。お菊はアオと共に荷を運び、家計を支えている。
 ところで、お菊には太郎吉(草野康太)という兄がいるが、太郎吉は博打に熱を上げて仕事をしようともしない、お栄の悩みの種だ。
 老公とは別行動の助さん(原田龍二)と千太(三波豊和)は、羽目をはずして太郎吉と共に博打で大負けした。二人は老公に、太郎吉はお栄に合わせる顔が無い。
 その頃遠野では、代官の長部小十郎(内田勝正)と問屋場の主・河津屋九左衛門(浜田晃)が手を結び、悪どい商売で稼いでいた。
 その長部がお菊とアオに目に一目ぼれする。両方を手に入れたいという長部のよこしまな願いをかなえるため、河津屋は太郎吉に近づいた。いかさま博打で太郎吉に多額の借金を作らせ、アオを巻上げ、お菊も奉公に差し出させようという魂胆だ。
 早速、河津屋の息のかかったやくざ・新蔵(真夏竜)がお栄の家に押しかける。助さんと格さん(合田雅吏)が新蔵と子分たちを蹴散らすが、老公は長部たちの悪巧みを見破っていた…。


第8話:
『荒くれ旅籠に咲いた花』/花巻(2005年2月28日放送)

 花巻に着いた水戸老公(里見浩太朗)一行が泊まることになったのは、「しのぎ屋」という宿。主人の銀平(目黒祐樹)は、喧嘩が強くいい男ぶりで、客をもてなす三海(いぐち武志)、安次郎(山上賢治)たちから親方と呼ばれて慕われている。三海たちは見かけは荒くれ者だが心根は優しい男たちばかりだ。
 さて宿の裏の小屋で美しい旅の娘・おはな(高松あい)が行き倒れになった。江戸へ行く途中だというおはなを三海たちはかいがいしく世話をする。
 その頃代官の荒垣加兵衛(佐藤仁哉)は、十手持ちの源七(三夏紳)を使って旅の若い女を探していた。源七たちの狙いはおはなのようだ。
 宿に迷惑がかかることを心配したおはなは、翌朝密かに旅立つが、荒垣たちに捕らえられてしまう。機転をきかせて、おはなを取り戻した老公は、おはなから盛岡藩の大目付・黒木大膳(石田太郎)が横領を働き、藩を牛耳ろうとしていることを知らされる。おはなは悪事を江戸へ知らせるために急いでいたのである。
 けなげなおはなに心打たれた銀平たちは、おはなを宿にかくまうが、源七たちの見張りが厳しく、外へ出られない。
 ちょうどその時、祭で鹿踊りの一行が街を練り歩くことが分った。老公はその騒ぎに紛れておはなを逃がそうとするが…。


第9話:
『お娟の身代り見合い』/盛岡(2005年3月7日放送)

 水戸老公(里見浩太朗)一行は盛岡へ。老公はふとしたことから、町一番の物産問屋・田丸屋庄兵衛(平泉成)の娘・お園(持田真樹)と知り合った。お園は父親が強引に勧める縁談を嫌って家出をするところだった。
 田丸屋は、お園と廻船問屋・三崎屋(曽我迺家文童)の息子・歳三(笠兼三)を見合いさせようとしていたが、お園の姿が見えなくなり、困っていた。そんな時お娟(由美かおる)を見かけた田丸屋は、お娟に見合いの身代りになっていと頼む。
 田丸屋は一代で財を成した豪商で、お園は商売にしか興味を持たない父親を軽蔑している。お園は母親が早死にしたのも父のせいだと思い込んでいる。
 ところで田丸屋と三崎屋の縁談は勘定奉行の大野監物(石田登星)が仕組んだことで、大野は両家を結び付けてご禁制の品を取り引きさせ、私腹を肥やそうと企んでいた。
 父親が悪事に手を染めようとしていることを知ったお園は、父を止めようとするが、もう田丸屋は自分だけ後戻りすることはできないと打ち明け、お園を逃がそうとする。事ここに至り、お園は母親との約束を守ろうとして、必死に商売を続けて生きた父の心を知る。
 老公は父子の絆を結びながら悪を懲らしめる。


第10話:
『女占い師が悪を討つ!』/花輪(2005年3月14日放送)

 水戸老公(里見浩太朗)一行は花輪に着いた。道中日記を水戸へ送った格之進(合田雅吏)は、ちょっと生意気な旅の女おまさ(宮本真希)と頼りなさそうな六助(見栄晴)の二人連れと出会う。
 一行は町で評判の美人占い師がいると聞き興味を持った。助三郎(原田龍二)が早速占ってもらう。自分の身の上を言い当てられて助さんは驚いているが、格さんはその占い師・八雲がおまさだったことを知って、信じられないといった表情を見せる。
 老公は花輪の工芸品・紫根染(しこんぞめ)の作業を見学し、時間のかかる職人たちの仕事ぶりに感心する。仕事を束ねる彦兵衛(滝田裕介)は藩の特産物に指定してもらえそうだと喜んでいたが、新しく着任した代官・大原嘉門(原口剛)から法外な運上金を要求され途方に暮れる。
 そこへ町一番の両替商・真砂屋(中村方隆)が現れ、紫根染の商いを一手に任せることを条件に、運上金を肩代わりすると言い出した。お娟(由美かおる)の調べで大原と真砂屋は裏でつながっていることが分った。
 一方、彦兵衛が思い悩む姿に心を痛めた孫娘のかよ(尾崎千瑛)は、占いにすがろうと八雲を訪ねる。八雲はかよが自分の死んだ妹に生き写しであることに驚き、天からの授かり物が彦兵衛を救だろうと占いを伝える。
 八雲は、彦兵衛の危機を救い、かよを喜ばせようと代官屋敷に忍び込み、金を盗もうとするが失敗。囚われそうになった八雲をお娟が救う。
 老公は八雲の占いを利用して代官を懲らしめようとする。



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