水戸黄門 第34部

2005年1月10日〜6月6日(全20話


みどころ:

 第34部の世直し旅は、江戸から仙台を目指し、その後みちのくを巡り、北海道まで足を伸ばす。
 勧善懲悪のテーマを貫きながら、毎回心温まる物語が展開する。各地の名物料理や名産の工芸品なども紹介しながら、郷土色豊かな話題が登場する。
 好評の里見浩太朗・黄門さまも今回が4シリーズ目。円熟の黄門さまを中心としたレギュラー陣に、前シリーズから加わった、三波豊和演じるよろず屋の千太も一行の旅を明るく楽しく盛り上げる。
 第1話では助さんを強引にお見合いさせる母親・静枝役で池内淳子が登場。意外にも池内は1000回を越える『水戸黄門』に初出演となる。
(※写真後列左から:千太、格さん、助さん、鬼若。前列左から:アキ、黄門様、お娟。)
 『水戸黄門』は放送1000回のスペシャル番組と第33部からハイビジョンシネマモードで撮影しているが、今シリーズも一行が立ち寄る土地の風景をハイビジョンでロケを行っている。
第一話では水戸の西山荘と袋田の滝が紹介される。西山荘で『水戸黄門』のロケが行われるのは初めて。各地の美しい映像も話題になりそうだ。
 また、第34部の第一話は5.1チャンネルサラウンドで放送される。立ち回りのアクションシーン、馬が疾走するシーン、江戸の街の雑踏などが臨場感たっぷりの音響で再現される。ホームシアター時代を先取りして、番組をより楽しんでいただきたいというスタッフの心意気が感じられる。
 また、今シリーズに合わせて助さん(原田龍二)&格さん(合田雅吏)が歌う主題歌「あゝ人生に涙あり」も改めてレコーディングされた。

登場人物:


水戸光圀(みとみつくに)/里見浩太朗(さとみこうたろう)
越後のちりめん問屋の隠居を名乗り、世直し旅を続ける水戸のご老公。杖を剣代わりに腕も立つ。
優しさと厳しさを合わせ持ち、人一倍好奇心が旺盛。

佐々木助三郎(ささきすけさぶろう)/原田龍二(はらだりゅうじ)
老公のお供で剣の達人。何事にも動じない大らかな性格で、旅先でついハメをはずしてしまうことも。
格之進とは対照的に少々軟派で女性好き。

渥美格之進(あつみかくのしん)/合田雅吏(ごうだまさし)
老公のお供で印籠と旅費を預かっている。腕が立ち、ふだんは素手で闘うことが多い。
とにかく生真面目で道中日誌を欠かさない。

疾風のお娟(はやてのおえん)/由美かおる(ゆみかおる)
ふだんは旅芸人のふりをしているが、実は美貌を武器に悪の実態を探る七変化の女忍者。
芸者の娟奴や、時に軽業師などになりすます。

風の鬼若(かぜのおにわか)/照英(しょうえい)
少女アキを守りながら、ご老公一行のピンチの場面で大活躍する伊賀の忍者。
巨岩を投げ飛ばし、壁も破る怪力の持ち主。無口で心優しい。

アキ(あき)/斉藤晶(さいとうあきら)
伊賀の血を受け継ぐ少女くノ一。ご老公を「じいじ」と慕い、旅に同行している。
忍術だけでなく第六感的な能力も備え、事件解決にひと役買う。

千太(せんた)/三波豊和(みなみとよかず)
威勢はいいが失敗も多いよろず屋(便利屋)。しかしなぜか憎めない男。口癖は「合点承知の助」。
以前危機を救ってくれたお娟に、憧れている。

あらすじ:

第 1234567891011121314151617181920 話



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