2004年4月12日〜9月20日(全22話

あらすじ:

第 12345678910111213141516171819202122 話

第21話:
『男意気地の恩返し』/村上(2004年9月13日放送)

 黄門さま(里見浩太朗)一行は村上に着いた。 この辺りは三面川に溯上する鮭の漁で賑わっている。
 さて一行は、鮭を扱う「和泉屋」の娘・ゆり(小林綾子)と知り合った。 村上では藩が鮭の収穫、販売などを厳しく管理していた。鮭を扱う商人は入札で決める事になっており、今年も入札の時期が迫っていた。
 そこへ、かつて和泉屋で働き、鮭については生き字引といわれた清次(畑山隆則)が三年ぶりに帰ってくる。清次は和泉屋の主人(はりた照久)と入札を巡って意見が別れ、街を出てしまっていた。
 その間、和泉屋は入札に失敗し、店は落ちぶれていた。当時の主人はすでにこの世になく、娘のゆりが細々とのれんを守っていたのである。
 今年の入札に参加するというゆりに清次はよした方がいいと止める。実は入札とは表向きの事で、勘定奉行の桑島外記(黒部進)と湊屋甚兵衛(松野健一)が結託して値を操作し、湊屋が鮭の扱いを独占していたのである。和泉屋が没落したのも二人のわなにはめられたからだ。
 清次は和泉屋には恩義があり、ゆりとは兄妹のように育った仲だ。事情を知った黄門さまに説得され、清次はゆりを助け入札に挑戦する事になった。だが、ゆりが持っている金では資金が足りず、清次は必死に金策に走る…。


第22話/最終回:
秋の2時間スペシャル/江戸(2004年9月20日放送)

 黄門さま(里見浩太朗)一行は諸国漫遊の旅を終え、江戸へ帰ってきた。その途中一行は若いが腕の立つ女剣士・棗(華原朋美)と知り合った。棗は北町奉行・北条右京之介(平岳大)の密命を受けていた。
 その頃、江戸では馬渕監物(隆大介)を師範とする馬渕道場の門弟たちが乱暴狼藉の限りをつくし、人々を震え上がらせていた。
 馬渕は幕府の実力者・若年寄の横溝備後守(西田健)に取り入り、柳沢吉保(橋爪淳)の後押しを得て、将軍家指南役に成り上がろうという野望を抱いていた。
 北条右京之介は同心の古頭拓馬(高杉瑞穂)たちと共に馬渕道場の制圧に乗り出すが、幕府上層部からとがめられ、謹慎させられる。
 その上、剣術修行に出ている道場一の使い手・黒崎又兵衛(加納竜)が近々帰って来ることになり、道場はさらに勢いづいた。門弟たちは横暴を極め、右京之介配下の岡っ引き・六兵衛(車だん吉)、おけい(MEGUMI)親子も悔しい思いをする。
 ところで助三郎(原田龍二)は見せ物小屋の水芸で人気者のこずえ(SAYAKA)と親しくなった。だが、お娟(由美かおる)は、こずえが秘かに馬渕の命を付け狙っている事を知る。馬渕はこずえの恩人の敵だという。  以前こずえが働いていた商家に強盗が入り、一家は惨殺された。その強盗の頭領が馬渕で、こずえは事件の生き証人だった。
 馬渕と若年寄の横溝は、こうして集めた金の力で幕府を牛耳ろうと企んでいた。その証拠をつかむため助三郎と格之進(合田雅吏)が活躍する。
 馬渕一味が次に狙うのは大商人の水間屋だと分かった。右京之介と拓馬は一味を捕まえるため手はずを整える。決戦の時は迫った!。



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