2004年4月12日〜9月20日(全22話

あらすじ:

第 12345678910111213141516171819202122 話

第6話:
『忍びの里宿命の対決』/伊賀(2004年5月24日放送)

 黄門さま(里見浩太朗)一行は伊賀へ到着した。アキ(斉藤晶)の祖父で伊賀忍者の頭領、柘植幻斉(寺田農)が病いの床にあると聞き、黄門さまは見舞いのため立ち寄ることにした。久しぶりに母親のおよう(有沢妃呂子)と再会し、喜ぶアキを黄門さまは微笑ましくながめていた。
 ところが、その頃、伊賀から少し離れた甲賀の里に、甲賀を追放になっていた馬杉左源太(冨家規政)が帰っていた。左源太は甲賀と伊賀の忍びを力で束ね、その全てを支配しようと野心を燃やしている。左源太の強引な手口に甲賀はすぐに屈し、左源太は次の狙いを伊賀に定める。
 強い者に勝つことだけを生き甲斐にしてきた、独り者の忍者、夜叉王丸(山口馬木也)が左源太に挑むが、左源太の技に敗れ去る。
 ところで、伊賀と甲賀には、戦国時代から、忍びの腕を競い合い、血で血を洗う憎しみの歴史があったが、数十年前、幻斉と甲賀の頭領、馬杉六角(坂東弥十郎)が和ぼくを結び、その後、人々は幸せに暮らしていた。左源太の野望は、再び伊賀と甲賀の争いの火種となろうとしていた。
 伊賀を手中にするため、アキを襲う左源太だったが、間一髪、夜叉王丸が現れてアキを連れ去った。しかし、夜叉王丸は深い傷を負った。
 伊賀の人々も集まり、鬼若(照英)を中心に応戦の準備はできた。幻斉は黄門さまに左源太と夜叉王丸の出生の秘密を打ち明ける。幻斉と六角が平和を願い、封印してきた事実が明らかになる…。


第7話:
『嘘を承知の親孝行』/大和郡山(2004年5月31日放送)

 黄門さま(里見浩太朗)一行は大和郡山へ。街はちょうど八幡社の縁日で賑わっていた。
 その道中、別行動のアキ(斉藤晶)と鬼若(照英)は、ならず者一味の争いの現場を目撃する。一味は儀兵衛(伊吹剛)を頭とする闇取り引きの悪党で、その一人、友吉(稲田龍雄)は儀兵衛たちに切り殺された。儀兵衛たちは友吉が持っていた守り袋を必死で探している。
 一方、よろず屋の千太(三波豊和)は川原で野宿をして、友吉が落とした守り袋を拾った。千太は中に入っていた迷子札をたよりに、守り袋を届けることにする。
 千太が探し当てたのは八幡社の裏に住む、さよ(石井トミコ)。友吉の母親だった。高齢で目と耳が弱っているさよは、千太を友吉だと思い込み大喜び。友吉は子どもの頃家を飛び出したまま、行方知れずになっていたのだ。
 さよの喜ぶ姿に、千太は本当の名を告げることができず、そのまま友吉に成り済まし、祭の間だけ親孝行をしようと考える。
 縁日でさよと一緒に楽しそうに歩く千太に声をかけたお娟(由美かおる)は、自分がさよに千太の許嫁だと紹介されて驚いた。黄門さまは大番頭、助さん(原田龍二)と格さん(合田雅吏)は番頭にされてしまうが、千太の優しい心に打たれ、一行は千太の親孝行に付き合うことにした。久しぶりに子どもと再会できたことを喜ぶ母の言葉に、黄門さまも胸を打たれる。
 ところが、儀兵衛たちが守り袋を狙って千太とさよを襲う。守り袋の中には裏取り引きの符丁に使う観音像が入っていたのだ。また、儀兵衛の取り引きの相手が、勘定奉行の元木弥十郎(小林勝彦)で、元木は飢饉に供えるための備蓄米を横流しして私腹を肥やそうとしていたことが分かる…。


第8話:
『陰謀暴いた忍ぶ恋』/淡路(2004年6月7日放送)

 黄門さま(里見浩太朗)一行は淡路に着いた。一行は道中、人形使いの老人、竹蔵(長谷川哲夫)が操る人形芝居を見物していたが、竹蔵は突然胸をおさえて倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまった。
 また、黄門さまは街の近くの普請場で下役人の吉村光一郎(増沢望)が農民たちと一緒に働いている姿を見て清々しく思った。しかしそこへ、普請奉行の大崎源之丞(坂田雅彦)が現れ、光一郎を打ち据えて去って行った。
 大崎の乱暴な態度に驚く黄門さまに、光一郎は、大崎は農民の人数を増やせと厳しくいうが、人々は度重なる労役に疲れ切っていると説明する。そして最近お城からの援助が普請現場に届いていないとも語るのだった。
 ところで、五年前、光一郎の父親、吉村竹蔵は、人形使いになるために普請奉行の仕事を捨てて家を出てしまった。その竹蔵が黄門さまたちが最期を見とった人形使いの竹蔵その人だった。
 竹蔵の友、片平嘉門(中原丈雄)は勘定奉行で、片平の娘、早苗(中原果南)は光一郎の許嫁だった。だが、片平は竹蔵が出奔した後、二人を破談にした。しかし、早苗は自分の夫は光一郎だけだと固く決めている。
 さて、竹蔵が残した人形を詳しく調べたところ、普請工事の費用を着服する悪事の証拠が出てきた。竹蔵は人形使いに姿を変えて、その証拠を探していたのである。そして悪事の黒幕は、家老の桑原図書(小沢象)だったことが判明する。さらに大崎と片平も悪事に荷担していたことが分かる。
 早苗も、父親の部屋から工事の費用をごまかすための書類を発見した。光一郎と早苗は悪事を暴こうとするが…。


第9話:
『痛快チビッコの悪退治』/高知(2004年6月14日放送)

 瀬戸へ向った黄門さま(里見浩太朗)一行だったが、よろず屋の千太(三波豊和)が船の手配を間違えたため、高知へ着いてしまった。
 高知では廻船問屋の浦屋茂蔵(図師孝雄)が舟奉行の大森典膳(大林丈史)と結託して密貿易を行なっていた。
偶然そのことを知った浦屋の女中、おはる(瑠依)と奉行所の役人、半田敬七郎(比留間由哲)は大森配下の役人達に命を狙われていた。助三郎(原田龍二)と格之進(合田雅吏)が二人を救う。
 裏取り引きに慎重な浦屋は、自分は表には出ないで、ならず者の黒潮の鉄五郎(岩尾正隆)とその子分を使って品物の受け取りをさせている。
今回はダイヤのイヤリングが売り買いされるのだが、鉄五郎の手違いで、イヤリングは功二郎(大同翔音)という少年に拾われてしまった。鉄五郎たちは必死で功二郎を探し、イヤリングを取り戻そうとする。
 その頃、功二郎の両親、室戸屋清兵衛(佐藤浩)とおみち(佐藤綾)は、店の者の慰安のため温泉へ出かけることになっていた。功二郎と老人の留吉(奥村公延)が留守番をすることになる。
 さて、功二郎と出会い、友だちになったアキ(斉藤晶)も留守番につき合うことになった。
家には子どもが二人しかいないことを知った鉄五郎と子分が、アキと功二郎を襲う。だが、そのことを敏感に察知したアキは家の各所にわなを仕掛け、悪者達を撃退しようとする。
 一方、浦屋の不審な動きを察知したお娟 (由美かおる)と千太は、商いの相談を持ちかけるふりをして浦屋に潜入。密貿易の秘密を知るが…。


第10話:
『やんちゃ姫の姉探し』/宇和島(2004年6月21日放送)

 黄門さま(里見浩太朗)一行は宇和島へ。
黄門さまはお忍びで人探しをしている宇和島藩の松姫(瀬戸早妃)と知り合った。松姫が探しているのは、異母姉のおゆき(菅野みずき)で、松姫は楓(中村千鶴)という剣の腕の立つ家来を連れている。
 その頃、宇和島では新しく桟橋を作るためにたくさんの人々が普請にかり出されていたが、仕事が過酷で農作業ができず、苦しんでいた。実は仕事を取り仕切る次席家老の岩島播磨(磯部勉)が、人集めを請け負う廻船問屋の多々良屋(三夏紳)と結託して賃金をごまかし、私腹を肥やしていたのである。
 ところで、おゆきがその普請現場で働いていることが分った。松姫はおゆきに江戸へ出て大名の娘として暮らすよう説得するが、おゆきは松姫に心を開こうとはしない。
 おゆきの母は江戸でおゆきを産んだ後、お家騒動に巻き込まれ、宇和島に追いやられた。母親は悲運のうちに世を去ったが、殿様の事を生涯慕っていたという。おゆきは亡き母の思い出を胸に、この地で普通の女として暮らしたいと黄門さまに心情を語る。
 黄門さまは松姫におゆきの心を開くには言葉ではなく、行動で思いを伝えるしなかいと語り、松姫は、楓と一緒に普請場で働き始めるのだった。慣れない力仕事で懸命に汗を流す松姫。おゆきの態度も少しずつ変化が見えてくる。
 だが、松姫は次第に岩島と多々良屋の悪事に気付く。事が発覚することを恐れた岩島は、松姫の命を狙う…。



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