2002年1月7日〜7月1日(全25話

あらすじ:

第 12345678910111213141516171819202122232425 話

第6話:
『酔いどれ親父の北国に春』/盛岡(2001年5月7日放送)

 光圀(石坂浩二)一行は盛岡へ。光圀はこの辺りで盛んな鋳物作りの様子を見たいと楽しみしている。また、この地では裸祭りが行われると聞き、源吾(横田凌祐)もうれしそうだ。
 さて、一行がくつろいでいる旅籠では、隣に酒好きの伊兵衛(千昌夫)が泊まっている。伊兵衛は腕のいい鋳物職人なのだが、十五年前酒で失敗して、妻子を捨て盛岡を離れてしまっていた。妻のおなかはすでにこの世には亡く、仙蔵(宮下直紀)およし(高松あい)の兄妹が、つましく暮らしている。
 伊兵衛が子供たちを訪ねると、仙蔵は、自分たちにはもう父親はいないと、けんもほろろに追い返す。近く、およしの縁談もまとまるという。


 ところで、盛岡の殿様は大の茶釜好きで、仙蔵は殿様に献上する品の制作に余念がなかった。だが、出来上がった茶釜は新しい工夫が足らず、殿様の機嫌と取ろうとする、側用人の石橋外記(内田勝正)と御用商人の六右衛門(児玉謙次)が満足するものではなかった。
 一方光圀は、伊兵衛と盃を酌み交わし、伊兵衛が子供たちに寄せる深い思いを知る。伊兵衛は、仙蔵の役に立てたいと仕事の工夫を綴った、帳面を光圀に託す。
 伊兵衛が盛岡に帰っていることを知った、六右衛門は伊兵衛に茶釜作りを依頼する。それが断られると、帳面を取り上げようと伊兵衛とおよしを誘拐するが…。


第7話:
『津軽と南部両藩公に物申す!』/津軽(2002年2月18日放送)

 光圀(石坂浩二)一行は津軽へ。この辺りは南部藩と津軽藩が接するところで、両藩は豊臣秀吉の時代からの確執があり、今でも争い事が絶えなかった。光圀は、事情を詳しく調べようと国境の山中を歩き、役人の目が厳しく光っていることに気付く。
また、光圀と助三郎(岸本祐二)は、山中で役人に追われけがを負ったもん(一色彩子)と出会い、これを助ける。もんの夫、川崎要次郎(白井滋郎)は南部藩の御山奉行をしていたが、一年前、山を見回り中に津軽領に足を踏み入れてしまい、無惨に斬り殺されていた。そのため、もんは津軽藩主、信政(水澤心吾)に深い恨みを持っていた。


 光圀は南部、津軽のいさかいがの領民を苦しめているも知る。人々は山の豊かな恩恵を受けながら暮らしていたが、それぞれの領地の警戒が厳しく、命を落とす者もあるということだ。
だがその裏で、争いに乗じて私腹を肥やしている悪人がいることも分かった。風見藤左衛門(和崎俊哉)と古木又四郎(伊藤高)は結託して、うるし工芸の横流しをしていたのである。要次郎は悪事があることを知り、殺されたのだ。
 一方、津軽信政が参勤交代で国入りをすることを知ったもんは、恨みを晴らそうと無謀にも信政の本陣に忍び込む。
光圀は信政と南部藩主行信(大竹修造)に領民の苦労を訴えるが…。


第8話:
『記憶を探した津軽三味線』/十三湊(2002年2月25日放送)

 光圀(石坂浩二)一行は陸奥十三湊についた。どこからともなく、流れてくる津軽三味線の音に耳を傾けていた一行だが、奏でていた男女が心中しようとしていることに気付き、その留吉(中村獅童)とおよう(三船美佳)を引き止めた。
 二人の相談に乗ろうと声を掛ける光圀に、留吉は重い口を開く。
 留吉は十三湊の大きな廻船問屋、山下屋正兵衛(井上博一)の三男で、正兵衛は二人の結婚に反対してるという。
 おようは半年前、留吉が山から連れてきた女で、すっかり記憶をなくしていた。おようというのは、仮の名だ。


 おようは何者かが自分を殺しにくると怯えている。
 留吉の仕事もうまくゆかず、二人は死を選んだというのだ。
 おようの身元の手がかりは、唯一記憶に残っていた謎の言葉と、血痕の残る着物だけ。
 おようが着ていた半天の模様に興味を持った光圀は、それを作ったとみられる刺し子を探して黒岩を訪ねる。
 そこで偶然、半年前に惨殺事件があったことを聞く。おようが覚えていた言葉の謎も解ける。
 そこには私腹を肥やそうと老中が企んだ悪事と、その犠牲になった侍一家の悲劇が 隠されていた…。


第9話:
『娘が知った父の秘密』/久保田(2002年3月4日放送)

 光圀(石坂浩二)一行は久保田へ。大八車にはさまれて源吾がけがを負うが、力持ちの商人、石川屋忠兵衛(石田太郎)が素早く救い出し、神崎幸庵(織本順吉)の診療所へ運び込んだため、大事にならずにすんだ。忠兵衛の怪力に驚く一行だった。
 忠兵衛は、藩や目付けの倉持正左衛門(河原崎次郎)にも金を貸しており、侍でも容赦なく取り立てるため、人々から恨まれていた。
忠兵衛の娘、おきぬ(加藤夏希)は貧しい人も分け隔てなく治療する幸庵を手伝っている。おきぬの母がすでにこの世にいないためか、父娘の関係がよそよそしいことが光圀は気になった。


 一方、お娟(由美かおる)は忠兵衛の顔を見て驚いた。忠兵衛は、お娟が子供の頃知っていた、盗賊のひとりだったからだ。盗人がなぜ、商人に? お娟は不思議でならない。
 ところでお娟は、病に苦しむ旅の女、お紺(芦川よしみ)を診療所へ連れて来る。お紺は生き別れた娘を探していた。母子の目印の鈴を忠兵衛が持っていることが分かった。
 その頃、藩の金を使い込んだことが明らかになることを恐れた倉持は、忠兵衛を陥れ、自分は罪を逃れようと企てる…。


第10話:
『女サギ師は子猫好き』/酒田(2002年3月11日放送)

 光圀(石坂浩二)一行は酒田へ。町の活気のある様子を光圀は楽しんでいる。一行 は、朝から酔って千鳥足で歩いている徳造(森川正太)に会った。
 徳造は造り酒屋の主人で、酒を飲むのも仕事だと上機嫌。店はしっかり者の妻おさい(岡まゆみ)が仕切っている。
 ところで一行は、旅籠で遊び人風の男女、紋八(三波伸一)とおその(森下涼子)と知り合った。おそのが拾った子猫のけがをお娟(由美かおる)が治療したことから、一行は二人と親しくなる。
だが、お娟は実はおそのが徳造の娘だと打ち明けられて驚く。父の顔は知らず、母も病で死んだという。娘として父に会いたいというおそのを連れて、光圀は徳造に会いにゆく。おそのの話と証拠の品を照らし合わせると、どうも間違いないようだ。とはいうものの、光圀には疑問も残った。


 徳造は、これまでかけた苦労の代償として、五十両おそのに渡す約束をするが、おさいには打ち明けることができない。店の金はおさいが握っており、徳造には手が出せない。
 一方、酒田に大坂の大店西海屋(高野真二)が、造り酒屋を開こうと計画していることが分かった。
 家老の月岡半之丞(睦五朗)は地元の酒屋を守るためと偽って、莫大な金をおさいたちに要求していた。
 光圀は月岡の悪巧みだと見抜くのだったが…



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