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マスターズの軌跡

オーガスタの歴史

(写真)

ジョーンズとロバーツは共通の友達Thomas Barret, Jr.に相談を持ち掛け、フルーツランド・ナーサリーズという土地を薦められました。1857年にベルギー人のLouis Mathieu Edouard Berckmans男爵がこの土地を購入して、息子のProsper Julius Alphonseと一緒に世界中から色々な植物を輸入する会社を設立しました。Berckmans男爵は1883年に死亡、息子も1910年に死んだ後、1918年に会社は活動を停止しました。

しかし、その土地に色々な植物が残っていました。南北戦争前から植えられたマグノリアの木や、息子のProsperがアメリカで流行らせたアゼリアなどがまだ残っていました。
その場所を見渡したジョーンズは「完璧だ!ここは長年、誰かがゴルフコースを作ってくれのを待っていた」と、語りました。7万ドルでその土地を購入しました。ジョーンズは会員制クラブの設立を考案し、それを「オーガスタ・ナショナル」と命名しました。

ジョーンズはコース建設について同じ考えを持っていた、Dr. Alister Mackenzieをスコットランドから招いて、一緒にコースを作りたいと思っていました。オーガスタに来る前、Mackenzieはカリフォルニア州のパサティエンポとサイプレス・ポイントでコースを手がけていました。Mackenzieは、オーガスタの建設が終了した後に亡くなりましたが、まだコースに芝が完全に覆った状態ではありませんでした。
1931年に新コースの工事が始まり、1932年の12月に限られた会員の為に仮オープンし、オーガスタは1933年1月に、正式オープンしました。

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