インタビュー
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(2)吉田 羊さん/小松留美子
Q. シーズン2のお話を聞いて
放送後も反響が大きかった作品でした。虚構であるはずのドラマの世界が、現実の世界のみなさんに影響を与えていく、そういうドラマに関われたことが貴重だなと思いましたし、またこの世界で演じられたらいいなと思っていたので、嬉しいです。
Q. 前作で印象的だったエピソードは?
どのエピソードも印象的ではありましたが、特に山口まゆさんが演じた、中学生のお母さんのお話です。山口さんが本当に等身大で演じられていました。彼女自身も出産経験もないし、子どもを持つこともイメージが出来ない…そんなリアルな等身大の感情がお芝居ですごく反映されていたように思います。そのなかでも、演じながら役の気持ちを体験しているんだろうなと感じた出産シーンは、印象に残っています。
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Q. シーズン2で描くもの
今のところ6話まで台本をいただいていますが、どのエピソードも本当に辛いお話です。辛いなと思いつつ、やはりこういうところまで描かないと、本当に私たちが伝えたいことが伝わらないなとも思います。出産や妊娠は喜ばしいですし、ポジティブなイメージですが、同時に背中合わせの事もある。幸せなだけではない、悲しいお産も描くことで改めて、無事に生まれることが本当に奇跡なんだと、より濃く伝えていけるように思います。
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さらに、ペルソナメンバーの1人1人のパーソナルな部分にフォーカスが当たっていきます。それぞれが成長していくこと、そして変わっていくこと…そういった部分も感じ取っていただけたらいいなと思います。
Q. ご自身が成長したこと
ある映画を撮影していたのですが、その監督さんがすごく厳しい方でした。私は20年間芝居をやってきて、コレは武器だと思っていたことや、私は芝居がそこそこ出来るんじゃないかと思っていたこと、全部指摘され、否定され、全部もぎ取られて、丸裸にされる経験をしたんです。そのとき「あ〜。私本当にお芝居が下手なんだな」と改めて思いました。これだけお仕事を続けているとありがたいことに、私の表現を良しとしてくださる方も多いんです。
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Q. 演じる小松さんの成長
今回、台本を読ませていただいたときに、正直ビックリしました。
小松さんは、患者さんに一番近いところにいますが、踏み込んではいけないところはきちんと守っていて、人との距離間を取るのが抜群に上手な人だと思っていました。その彼女が今作では、その距離に少し踏み込んでいくことになります。とてもビックリしましたが、彼女自身も予想もしなかったことなんじゃないかなあ。
小松はお母さんが助産師だったことで、一生この仕事を続けていくつもりでいたのだと思うけど、そのことに対して自分で自分に「そうかしら」と投げかけていくきっかけになる出来事も起きます。でも、人生は本当に予測できないし、こんなことが起こるなんて!ということが意外と本当に起こるんですよね(笑)。そういうことが起こって、変わっていく小松さんを楽しみにしつつ、役者として俯瞰で見ることも忘れず、小松さんの人生を演じ切れたらいいなとおもいます。
小松さんは、患者さんに一番近いところにいますが、踏み込んではいけないところはきちんと守っていて、人との距離間を取るのが抜群に上手な人だと思っていました。その彼女が今作では、その距離に少し踏み込んでいくことになります。とてもビックリしましたが、彼女自身も予想もしなかったことなんじゃないかなあ。
小松はお母さんが助産師だったことで、一生この仕事を続けていくつもりでいたのだと思うけど、そのことに対して自分で自分に「そうかしら」と投げかけていくきっかけになる出来事も起きます。でも、人生は本当に予測できないし、こんなことが起こるなんて!ということが意外と本当に起こるんですよね(笑)。そういうことが起こって、変わっていく小松さんを楽しみにしつつ、役者として俯瞰で見ることも忘れず、小松さんの人生を演じ切れたらいいなとおもいます。
Q. 今後のみどころ
たくさんありますが、やはりペルソナメンバー1人1人の成長です。次のステージに向かって行く過程、そして道を選び取っていく彼ら彼女たちの葛藤も見守っていただけたらいいなと思っています。
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