インタビュー
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(3)松岡茉優さん/下屋加江
Q. 前作の放送後
周りの反響がすごかったです。家族とか友だちだけじゃなくて、しばらく連絡をとってなかった方や、仕事の現場ではじめてあった方とかに「あの作品好きでした」と、今でも言われるくらいに、本当にたくさんの人にお届けすることが出来た作品だと思います。
以前、2才の赤ちゃんとお仕事で会った時、ちょうど『コウノドリ』が放送されたときに生まれたそうで「あの時、観ていました!」とお母さんに言ってもらえることもありました。
今作では、また新たに、たくさんの命のテーマを届けられることを嬉しく思っています。
以前、2才の赤ちゃんとお仕事で会った時、ちょうど『コウノドリ』が放送されたときに生まれたそうで「あの時、観ていました!」とお母さんに言ってもらえることもありました。
今作では、また新たに、たくさんの命のテーマを届けられることを嬉しく思っています。
Q. 久々の共演
今作でのクランクインは綾野さんとのシーンだったのですが、やはり自分だけじゃ「下屋ってどうだっけ?」と思い出だせない部分もあり、積み木が1個ずつ積まれていくように、綾野さんとお芝居したことで1個積まれて、吉田羊さん星野源さん、大森南朋さんと、お芝居を重ねていくうちに、あのときの気持ちがどんどん積みあがって、先日ようやく全員が顔を揃えるシーンの撮影があったのですが、そのときようやく「あぁ…こんな感じだった」と2年前を思い出して、久々にやっと1つになった気がしました。
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Q. みんなで集ると楽しいですか?
みなさん先輩なので、わたしは一番年下ですし、楽しいというよりも「付いて行くぞ!」という気持ちです。それは2年前から変わらないです。今から命を取り上げるんだという空気と流れを作ってくださる先輩たちの胸をおかりして撮影しています。
2年前と変わらず…精進していく所存でございます!
2年前と変わらず…精進していく所存でございます!
Q. ご自身が成長したこと
変わったこと…そうですね。減ったものも、増えたものもあると思います。
下屋という人物をとおして、自分では「ここが成長しました!」と自信を持って言えるところは、まだないですけど、視聴者の皆さんから「下屋も私自身のこともこんな風に成長したんだなあ」と感じてもらえたら嬉しいです。
下屋という人物をとおして、自分では「ここが成長しました!」と自信を持って言えるところは、まだないですけど、視聴者の皆さんから「下屋も私自身のこともこんな風に成長したんだなあ」と感じてもらえたら嬉しいです。
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Q. 今回演じるうえで大変だったこと
難しいなあと思ったのが、はじめて後輩ができるということでした。
今作で、宮沢氷魚さんが演じる、下屋の後輩にあたる赤西吾郎が登場するんですが、監督から「もうちょっと余裕をみせて、先輩後輩っていう図をだして」と言われたことがあって、私自身、身近に後輩という存在がいないので、先輩風を吹かすというか…どうやったら先輩後輩の間柄がわかるのかなと考えました。
実際は、宮沢さんは私より年齢も上ですし、背も大きいので(笑)、お芝居をしていても、見上げているし、どうやったら…と模索中です。
今作で、宮沢氷魚さんが演じる、下屋の後輩にあたる赤西吾郎が登場するんですが、監督から「もうちょっと余裕をみせて、先輩後輩っていう図をだして」と言われたことがあって、私自身、身近に後輩という存在がいないので、先輩風を吹かすというか…どうやったら先輩後輩の間柄がわかるのかなと考えました。
実際は、宮沢さんは私より年齢も上ですし、背も大きいので(笑)、お芝居をしていても、見上げているし、どうやったら…と模索中です。
Q. 白川との恋愛関係は?
ないと思います!それは私個人だけではなく、原作を読んでいても、認め合っている姿や、新生児科と産婦人科、科は違っても「こいつよりも頼りになる先生になってやるぞ」という気持ちを持っていて、ドラマでも原作でも2人の関係は友人とは違って、本当に切磋琢磨してお互いがお互いを高めていく仲なんです。そんな2人に今回後輩が出来るのですが、「後輩が出来てどうしよう」と2人が悩むシーンが私大好きなんです。私たちもこの2年間でいろんな人たちと出会っていろんなお仕事をしてきたので、坂口健太郎さんと私自身の成長を2人のシーンで出せればいいなと思います。
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Q. 下屋の転機
前作の4話で、はじめて自分が診ている患者さんに特別なことが起こって下屋の意識が変わる瞬間が描かれましたが、今回も大きくかわる瞬間があります。きっとこの2年間で私がいろいろあったように、下屋自身もたくさんの妊婦さんと赤ちゃんとご家族を診てきたと思います。今回描かれる大きな変化は、どう演じていこうかと今から考えています。せっかく2年前にやっていたチームとほぼ同じメンバーで撮影が出来ているので、大事に先生たちの内面も描けることが出来ればいいなと思っています。
Q. みどころ
今回はじめて自分の直属の後輩ができた白川と下屋ですが、「自分たちはようやくこれから独り立ちする医者なのに、どうやって後輩を教えていけばいいんだろう」という葛藤や苛立ちを持っている。きっと諸先輩方も自分たちに対してそう思ってきたことなんでしょうけど、自分たちが次の世代に託したいけど、まだ出来ないもどかしさが描かれる部分が私はすごく好きです。なので、個人的には白川と下屋の葛藤と成長がみどころかなと思っています。
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