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宮崎 陽平

Yohei Miyazaki

コンテンツ制作局ドラマ制作部 2015年入社
担当番組:日曜劇場『VIVANT』『マイファミリー』『DCU』『日本沈没』『半沢直樹』『ノーサイド・ゲーム』『集団左遷!』『ブラックペアン』『陸王』『小さな巨人』『LEADERS2』『99.9』『下町ロケット1・2』 火曜ドラマ『君の花になる』 よるおびドラマ→『この初恋はフィクションです』など

Works

About my work

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ドラマ制作現場の監督・演出部として働いています。
ドラマ演出は、プロデューサーと脚本家さんと打ち合わせをして台本を作り、役者さんたちとお芝居を作って、それを撮影して、編集して、ドラマ1話分を責任を持って仕上げる、までが仕事です。
まず台本をもとに撮影場所や必要なものを打ち合わせして、演出部・撮影部・美術部・制作部と確認、ロケハンをしてロケ地を決めて、必要なものを確認して相談していきます。芝居場を決めたら、視聴者の皆さんにどう見せるのが一番いいかシーンごとにお芝居を考えてカット割をしていきます。撮影現場では役者さんや周りのスタッフの意見を交えながら、一緒にお芝居を作って撮影をしていきます。最後に撮影し終わった素材を編集所で編集し音をつけて作品を仕上げます。
ドラマは、他の番組と少し違って何もない“0”の状態から映像や物語を作りあげるので、視聴者の人々が気付かない小さな設定や状況まで想像し映像上で形にできるとても面白い職場だと思います。特にTBSは助監督からしっかり現場を勉強できる唯一の局なので、色んな経験ができて成長できる環境があります。その経験が監督やプロデューサーになったときに確実な指示を出せる実績になると考えています。責任も伴いますし体力も必要ですが、話題となるシーンをスタッフ・キャスト一丸となって作ることができる素敵な仕事だと感じています。

Positive part of my work

色んな作品に携わることができて様々な現場を知ることができるので撮影が好きな人にとっては毎日どの現場もとても刺激的で勉強になります。さらに助監督の時もそうでしたが、自分が考えたものが実際に形になってそれがオンエアされると、とても多くの視聴者の方々に届いていることが大きなやり甲斐に感じられます。特にドラマは、最近では配信としてWEBで世界中の人に届くのでそれも面白い所です。何よりもTBSの諸先輩が築き上げてきた歴史あるドラマ作りを学びながらその上で一緒になって作品が出せる環境にいられるので有意義な職場だと思います。

Negative part of my work

撮影時間は朝から夜までなので拘束時間が長かったり走り続けないといけない体力が必要だったり演出部は大変なことも多いと思います。撮影前はドラマについて考え続けてたりもしちゃうので、側から見たら「これ…体力的にも精神的にも大変すぎる…?」と思う時もあります。ですが、キャスト・スタッフみんなで一つのドラマを作り最高のものを皆さんに届けたいというのがやっぱり面白くてこの仕事しかできない経験だと思います…なので僕は終わったら割と大変だったことは吹き飛んでいるタイプです!

Schedule of one day

6:00

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今日はドラマ収録のため遠出!

眠い目をこすりながら、ロケバスに乗り込む。
現場に続々とスタッフが到着して役者さんも到着。

7:30

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第1現場のロケ地で撮影!

美術品など芝居場を確認して、本当に撮影が無事に進むかを確認。
役者さんを呼んでドライリハーサルです。一緒にお芝居の方向性を決めます。カメラマンとどう撮影するかお芝居に合わせて決めて撮影開始です!

12:30

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移動&昼食 第2現場準備

第1現場が終わって第2現場の緑山スタジオに移動。
到着後、すぐに次の撮影に備えて準備です。
各セクションが再開時間までに撮影現場の環境を整えます。

13:00

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第2現場のセットで撮影再開!

移動完了して撮影再開。
緑山スタジオのセット撮影は、みんなにとって馴染みの場所なのでちょっぴり安心しながら撮影しています。あと食堂がおいしいです…!

18:00

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夕食 ケータリング

弁当や食堂だけではなく、たまにケータリングのご飯が出ます。栄養満点!お代わり希望スタッフは多数。夕休では編集し終えた本編を皆で見たり話したりして休憩をします。

24:00

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撮影終了

次の日の打ち合わせをしたり、泊まる人もしばしば。撮影終わりのスタッフと、次の日も早いにも関わらずたまに飲みに行ったりもします。

他の部署と比べると、ドラマ部での働き方はメリハリがスゴいと思います。現場が始まると過密スケジュールですが作品がクランクアップすると余裕ができるので、テスト中とテスト後みたいな生活が続くイメージです。最近は、次の作品の打ち合わせが続いているので、一年中なにかしらの作品のことを考えてます。より良い作品を視聴者の皆さんに届けたいと思っているので幸せな仕事だと思います!

Outside work

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day off

ドラマ収録中はとても忙しい代わりに、まとまった休みをもらえます。海外旅行に行ったり、ミュージカルや映画を観たり…とにかく好きな趣味に没頭しています。1年目の休みは、学生時代やっていたバックパックを思い出して、気軽に海外に出ては1週間くらい滞在したりしました。

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college life

工学部出身なので情報系大学院にも行ってVRやインタフェース系の研究をしていました。課外活動は、当時の学生映像では珍しかったVFX系の実写映画などの映像制作をしていました。時間ができると、ヒッチハイクやバックパックで見知らぬ土地にも行きました。

Message

僕はあんまりテレビを見ない人だったので、テレビ局を受けることをあまり考えていませんでした。映像を作りたい、人に楽しんでもらいたい、という思いを巡らせた結果、一番テレビ局が自分に合っていて受けることに決めました。「就活用に準備しないと…」と思うと気が重かったですが、就職活動は今後の人生を考えられる大切な準備期間です!自分にウソをつかないで大切に人生を考える良いきっかけが就職活動だと思います。はっきり言って大学を出たからといって、就職をしなくてもいいとも思います。世界一周して放浪する生活をするとかも考える選択肢にあっていいと思います。とにかく決めつけずに色んな選択肢や可能性を考えて、自分の生きたい道を真剣に考えて下さい!そんな中でもしTBSで一緒にドラマ制作をしたいという人がいたら、一緒に働けたらとても嬉しいです!

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