特集
コルシカ島のポルト湾周辺
ナポレオンの出生地として有名なコルシカ島ですが、実は豊かな自然が残された地中海リゾートの地でもあります。「フランスの秘境」とも呼ばれるコルシカ島を取材した尾賀ディレクターにお話を聞きました。

―コルシカ島というと、多くの人がナポレオンを思い浮かべると思います。コルシカ島では現在でもナポレオンにまつわるものを見ることができますか?
尾賀ディレクター(以下:尾賀):島の南西部に位置するアジャクシオにはナポレオンの生家が残っています。また、街にはナポレオンが洗礼を受けた教会や銅像があり、聖誕祭の祭りの際には銅像から教会までパレードが行われるのです。

―ナポレオンはこの島の人々にとっての自慢なのですね。世界遺産もこのアジャクシオにあるのでしょうか?
尾賀:世界遺産はアジャクシオより50kmほど北で、島の北西部にあるポルト湾周辺が登録されています。コルシカ島は火山活動の影響でできた島で、特殊な風景や生態系が特徴で、特に「ポルト湾周辺」ではそれが顕著です。
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