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2017年11月19日放送
皇妃エリザベートと2つの都

孤独なプリンセス

エリザベートが嫁いだハプスブルク帝国の都ウィーン。彼女が暮らしていた王宮ホーフブルクには、「世界一美しい図書館」など見どころ満載。その中に、エリザベートが実際に暮らしていた部屋が残されています。そこにはなんと体操の吊り輪やぶら下がり器があり、彼女は日々それを使ってダイエットに励んでいたのです。
王宮で孤独に苦しんだエリザベート。彼女がお忍びで通ったウィーンのスイーツ店や、特別に撮影させてもらったお気に入りの宝石も紹介。

プリンセスが愛した街

ウィーンでの孤独に耐えきれず、王宮を飛び出した彼女が出会ったのは、自由な気質にあふれたブダペストの街でした。当時ハンガリーはハプスブルク帝国の領土。ハンガリーの自治権を取り戻すためにエリザベートは力を尽くし、街は美しく生まれ変わったのです。今世界遺産になっている美しい建物は、まさにこの頃に建てられました。エリザベートが愛した美しい街並みを紹介します。

ヨーロッパで最も美しいプリンセスと謳われたエリザベート。大帝国ハプスブルク家に嫁ぎ、波乱の人生を歩んだ彼女の軌跡を追うと、世界遺産の知られざるエピソードが見えてきました。エリザベートが嫁いだ街ウィーンには、絢爛豪華なホーフブルク王宮が。そして「ドナウの真珠」と称えられるブダペストの美しい街並みは、エリザベートなくして生まれなかったのです。<伝説の美姫>とともに世界遺産発見の旅へ!