放送アーカイブ

2016年10月23日放送
ル・コルビュジエの建築作品

巨大マンションの中に街

南フランス、マルセイユにある世界遺産ユニテ・ダビタシオン。
18階建ての巨大な集合住宅にはありとあらゆるものがありました。
そこに暮らす人を取材、光を巧みに取り入れた住空間を探訪します。

世界初潜入!屋根裏のヒミツ

スイスとの国境近くにある世界遺産ロンシャンの礼拝堂。
コルビュジエ晩年の傑作は、カニの甲羅のような屋根が特徴の異色作。
その屋根の中に、テレビカメラが初潜入。巨匠が考えた「音響と建築の融合」のヒミツに迫ります。

巨匠が認めたニッポンの技

東京、上野にある国立西洋美術館。屋根や建物を支える巨大な柱には、日本人ならではの工夫が施されています。
それは、繊細な木目。巨匠も認めた美しい木目、それを生み出した日本の職人技を当時の建設会社が再現します。

7か国3大陸にまたがる17資産が1つの世界遺産として登録されるのは、世界初。
フランス人の建築家ル・コルビュジエは、20世紀初めから中頃にかけ、近代的で優れた建物を世界各地で設計しました。
それらは、後の住宅や街づくりに大きな影響を与えました。
誰もが認める巨匠ル・コルビュジエの輝かしい功績を、日本の国立西洋美術館、フランスのサヴォワ邸、ユニテ・ダビタシオン、ロンシャンの礼拝堂などから解き明かします。