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2016年10月2日放送
メ渓谷自然保護区

重さ30kg!世界最大のタネ

プララン島にあるメ渓谷自然保護区にあるフタゴヤシの実は、重さ30kgもの世界最大のタネ。
その昔、海を漂いヨーロッパまで運ばれたそのタネは、貴族の間でとても珍重され芸術品に姿を変えました。
その価値はなんと当時同じ重さの金と取引されたほど!

発見!9ミリの超小型カエル

メ渓谷には世界最大のタネがあるかと思えば超小型のカエルもいます。
フタゴヤシの巨大な枯葉を裏返すと、そのカエルは身を潜めていました。
島が火山ではなく、古い大陸から離れてできたため生物たちは独自の進化を遂げました。その体長なんと9ミリ!

250kg!巨大ゾウガメを守る

重さ250kgにもなる巨大なアルダブラゾウガメ。
その昔どの島にもゾウガメはいましたが、人間が食べ尽くしてしまいました。
しかし遠く離れた環礁に17万頭が生き延びていました。
保護と研究のためある島にゾウガメを移入、300頭までになったのです。

インド洋の青い海と白い砂のコントラストが美しいビーチのあるリゾート島。
その島に東京ドーム4個分ほどしかない「世界最小の自然遺産」があります。
そこに生えるフタゴヤシは高さ30m!その実は「世界最大のタネ」重さ約30kg!
ヤシの森には、9ミリの極小カエルやここにしかいない黒いオウムなど、貴重な生物もいます。
さらに世界最大のゾウガメが300頭も暮らす島にも上陸。南国セーシェルの魅力に迫ります。

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