放送アーカイブ
2016年7月17日放送
セレンゲティ国立公園
発見!珍しい木登りライオン
セレンゲティのライオンの習性に変化が見られました。
普通は登らない高い木の上を昼寝の場にしたり、獲物を探す見張台にしたりしていたのです。
捕らえた獲物を肉食の鳥に発見されないように隠す場所も木の下。
ライオンは木を巧みに使って暮らしていました。
シマウマに続け!ヌーの大移動
セレンゲティ平原を一年に3000キロも移動するヌーには安全に旅をするための大切なパートナーがいました。
移動するヌーの列を辿っていくと先頭にいたのはシマウマでした。
共に旅をするシマウマとヌーには互いにメリットがあったのです。
樹上を奪われたヒョウ
高い木に登るライオンが増えて樹上を住処にするヒョウの暮らしが脅かされています。
出会ったヒョウは親子でした。独立した子供がお腹を空かして母ヒョウの元へ帰ってくると、母ヒョウはライオンに見つからないように隠しておいた獲物を子供に食べさせます。
東アフリカのタンザニア北部に位置するセレンゲティ国立公園。
四国ほどの面積の自然保護区です。毎年繰り返される150万頭のヌー大移動には、ヌーとシマウマの不思議な関係がありました。
最近、肉食獣の暮らしに異変が起こっています。
多くのライオンが高い木に登るようになったのです。高みから見つけたヌーを狙います。
木を住処にするヒョウは樹上へ進出したライオンの脅威から獲物を守る知恵をみせます。
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