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2016年5月15日放送
シンハラジャ森林保護区

発見!ギョロ目の奇妙なサル

低地熱帯雨林には2種類の固有のサルと夜行性の原始のサル、ロリスが生息する。
そのロリスを求め、夜の森へ。暗闇の中、希少なロリスを発見!このロリスから島の成り立ちを紐解きます。

海を渡ったヒョウ

シンハラジャの森にもひそむヒョウを探しに。
氷河期、インドと陸続きだったときからスリランカにいたヒョウ。
この島でヒョウは生態系の頂点に立つため、昼間でも姿を現す。

100年で半減!ゾウの危機

ヒョウと同様に氷河期からスリランカにいたゾウ。
かつてはシンハラジャの森にも生息していた。
しかし農地開拓が進み、森が1/10に減少するとゾウは住処を追われ減少。
そのため、ゾウを森に戻す施設が生まれた。

シンハラジャ国立公園は、インド洋に浮かぶ島スリランカに残る低地熱帯雨林。
古代大陸ゴンドワナが分裂してできた島の為、原始の森が残っています。
年に2度訪れるモンスーンのため、年間5000mm以上も雨が降り豊かな森を育みました。
固有種のサルをはじめ、原猿ロリスの姿を探しに夜の森へ。
また、森に潜むというヒョウや、姿を消したといわれるゾウを探しに。そこで貴重な姿を捉えました。
これらの動物はこの島の成り立ちを物語ります。

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