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2015年5月10日放送
ハワイ火山国立公園

溶岩に焼かれた村は いま…

溶岩に襲われてから4ヶ月後。
特別な許可を得てパホア村に入った撮影隊が見たものは、村を襲った巨大な黒い塊=溶岩でした。
生活の場を奪われながらも村人は語ります。
「自然と生きるとはこういうことさ」その真意とは?

世界最長の溶岩洞窟に潜入!

撮影隊は世界最長の溶岩洞窟、全長約60kmのカズムラ洞窟に潜入!
そこは生き物たちが一切棲息しない暗黒の死の世界…。
約500年前にできたと言われる洞窟の中は、溶岩が作り出した不思議な世界でした。

溶岩を土に変える生き物

約50万年前に誕生したハワイ島。
今では緑豊かな大自然が広がりますが、島が誕生した時は一面溶岩に覆われていました。
真っ黒な溶岩の大地が、多様な生き物たちを育む森へと変化したそのメカニズムに迫ります。

世界で最も活発な火山活動を、最も安全に観察できる場所…それがハワイ火山国立公園です。
2014年6月にキラウエア火山のプウオオ火口から噴出した大規模な溶岩流は、約20km離れたパホア村に到達しました。
溶岩に襲われた村は今、一体どのような状況なのか、撮影隊は特別な許可を得て村に入りました。
そこで見たものとは?そして村の人々の思いとは…?
溶岩は全てを「破壊」すると同時に、島を「再生」する力をも秘めていました。