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2015年1月11日放送
アンデス・スペシャルII 列車でゆく天空のインカ帝国

アンデスのインカ道にかかる吊り橋

標高3700メートル、ペルーの山あいにかかる吊り橋は、総延長4万キロにも及ぶインカ道をつなぐ橋のひとつです。
藁の橋は寿命が短く、毎年掛け替えるその技術は、ユネスコの無形文化遺産です。

豪華高山列車アンデアンエクスプローラー

標高4319メートルのアンデスの峠を越え、世界一高い場所を走る列車です。
クスコからチチカカ湖の町プーノまでの385キロをゆく、11時間の列車の旅。

インカの末裔の島

チチカカ湖、41の島のひとつタキーレ島。島に暮らすケチュアの人々は、インカの伝統を守り続けています。
その織物技術は、緻密さ、柄、色合いの美しさゆえ、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。

アンデス山脈の隆起により多様な自然が生まれた南米大陸。
その高地に花開いたのは、「天空の文明」でした。インカ帝国最後の砦、マチュピチュ。
インカ道の起点、黄金の都クスコから、世界一標高の高い場所を走る高山鉄道でチチカカ湖を目指します。
そこは、インカ発祥の地。また、インカのルーツとも言うべき都市遺跡から、アンデスの断崖遺跡までを巡ります。
今週のアンデス・スペシャル後篇は、5つの世界遺産をご紹介します。