放送アーカイブ

2014年5月25日放送
リオ・プラタノ生物圏保護区

丸木舟で探検!カリブの密林

長さ12m、幅70cmの細長い「丸木舟」に乗って探検します。
最初に向かったのは、ピコダマ山。山頂は険しく、鋭い刃物のように突き出ています。山林には鬱蒼とコケが茂り、撮影隊の行く手を阻みます。
しかし、このコケに豊かな森の秘密があったのです。

なぜ!? 緑色のナマケモノ

1日20時間以上も寝るナマケモノ。
一生のほとんどを樹上で過ごし、食事、交尾、出産にいたるまで樹上で行います。
体毛の一部が緑に変色していますが、あまりに動かないため体にコケが生えました。最近の研究で、この緑色と蛾が関係している事が分かってきました。
究極のスローライフを実践する珍獣を追います。

ワニが潜む大湿地

河口周辺に広がる大湿地。夜になると、ワニたちが活発に動き出します。
彼らの目当ては、ある場所に隠れ住む稚魚たち。
獲物を探し求める姿を追跡しました。

中米・ホンジュラスを流れる河川「リオ・プラタノ」。
カリブ海に注ぐ河口から 上流までの5万2000平方キロが世界遺産に登録されています。
川の流域には、標高1000m級の山々、熱帯雨林、大湿地、マングローブなどがさまざまな景観が見られます。
日本のテレビカメラがこの流域に初めて踏み入り、全長100kmの川を丸木舟で探検します。
未知なる秘境でカメラが捉えたのは、ナマケモノをはじめとする奇妙な生物たちでした。

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