放送アーカイブ
2012年10月7日放送
カカドゥ国立公園
高さ5m!巨大なアリ塚
乾季に乾いた大地になんと高さ5mものアリ塚が林立していました。それはシロアリの巣です。
彼らは動物が食べない草を消化し、死んで土に返ったり他の動物に食べられたりすることで豊かな大地を支えているのです。
世界一凶暴なワニを捕えよ!
カカドゥの川や湿原には世界一凶暴と言われるイリエワニが生息しています。体長は7mにもなり人を襲うことも。
ワニの調査に同行し、凶暴なワニの捕獲を目の当たりにしました。
謎のレントゲン画法
岩山に先住民アボリジニが残した岩絵があります。
彼らはさまざまな岩絵を描きまし、それが複合遺産登録の理由にもなっています。
その岩絵の中に「レントゲン画法」と呼ばれる奇妙な岩絵がありました。
オーストラリアの最北にあるカカドゥは自然と文化の複合遺産。
高さ300mもの岩の壁とその下に広がる大平原が生み出すダイナミックな景観、そして5万年前から住み続ける先住民アボリジニが残した岩絵が魅力です。
しかし広大な草原も雨季になると表情が一変します。大量に降った雨水が川から溢れ、森や草原が沈み一面が水浸しになるのです。
撮影隊は乾季と雨季2回のロケを敢行し、劇的に変化するカカドゥの景色を捉えました。
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