放送アーカイブ

  • 放送内容
  • ギャラリー
  • 遺産データ・アクセスガイド

2011年2月13日放送
インカのすべてI

カラル遺跡

近年、ペルー海岸地域から、アメリカ大陸最古、約5千年前と考えられるピラミッド型の遺跡が発掘されました。
そして、世界の四大文明で知られる常識とは全く異なる事実が、ここカラルで発見されたのです。

チャビン遺跡

標高3200mのアンデス高地に造られた遺跡。その遺跡の地下には長い回廊が続き、奥には不思議なジャガーの像が隠されていました。
一体、この場所は何のために造られたのか?

ナスカの地上絵

ペルー南部のナスカ地方の砂漠地帯。巨大な地上絵が無数に描かれています。
巨大な地上絵は何のために描かれたのか。
その背景には、雨の少ない苛酷な環境が関わっていました。

チャンチャン遺跡

ペルー海岸部から5km。かつてチムー王国の都が置かれたチャンチャン遺跡は、全て日干し煉瓦で造られています。
ここでアンデスの黄金文化が花開いたのです。

ティワナク遺跡

ボリビアのチチカカ湖では、インカ誕生の神話が伝えられています。
湖の辺の島に残る巨石の積まれた遺跡。インカに結びつく共通点を無言で物語っています。

15世紀の南米大陸。わずか50年で南北4千キロに広がる巨大帝国を築いた国があります。その名は、“インカ”。
黄金や優れた建築技術を誇る高度な文明でした。しかし、文字を持たないインカについては記録がなく、多くの謎が残されてきました。
なぜインカは急激に成長する事ができたのか? そもそもインカのルーツとは?
その謎を追って、アンデス5千年の歴史を遡ります。取材の結果、
インカは古くからペルーの風土と深い関わりを持っていた事が浮かんできました。
番組ではインカより遥か昔、アンデスに生まれた5つの古代遺跡を巡ります。