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2010年6月6日放送
アフリカ特集I
20億年前の隕石痕
ヨハネスブルグの南120kmに位置する世界遺産「フレデフォート・ドーム」は、現在、地球上に存在する、最大、最深、最古の隕石の衝突痕。
20億年前に起こった衝突の壮大なスケールを、CGを駆使して紹介。
そして、巨大隕石が私たちにもたらした意外な産物「金」の秘密に迫る。
人類のゆりかご
世界遺産「スタークフォンテン渓谷」は、我々人類の祖先である
アウストラロピテクス・アフリカヌスをはじめ、多くの猿人、原人の化石が発掘されている、「人類のゆりかご」と呼ばれている場所。
「私たち人間はどこからきたのか?」…そんな謎を解き明かす、最も重要な場所として世界遺産に登録され、今この時も発掘が続いている。
監獄の島
南アフリカの近代史として欠かすことの出来ない人種差別の歴史。かつて監獄の島とよばれた、ケープ半島の沖合いに浮かぶロベン島を取り上げる。
後に、南アフリカ初の黒人大統領となるネルソン・マデンラ氏も、政治犯としてここに18年間収容されていた。アパルトヘイトという巨大な敵に立ち向かい、自由を信じ続けた彼らの闘いを辿る。
今回は、2010FIFAワールドカップが開催される南アフリカにある、8つの世界遺産をすべて紹介する30分。
20億年前の隕石に始まり、1億年前から咲き誇っていた花の進化、動物たちの楽園である大湿原、人類発祥の地、アフリカ先住民族の文化、アパルトヘイト象徴である監獄の島…などなど。
地球と人類の辿った20億年の歴史を、世界遺産とともに辿る。
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