放送アーカイブ

2009年7月19日放送
セレンゲティ国立公園 II

300万頭の大型哺乳類が暮らすセレンゲティ平原。しかし、チーターは現在500頭だけ、絶滅の危機に瀕している。最高時速110キロを誇る草原のハンターたちの狩の様子を紹介。子供に狩の手本を示す母親、4頭の子供を育てあげた母親の巧妙なハンティングシーンなど、見所満載。

セレンゲティ平原には、ライオン、ヒョウ、チーターなど「ビッグキャット」と呼ばれる猫科の大型肉食獣が暮らしている。ライオンは「プライド」と呼ばれる共同体を作り生活。ヒョウも夜行性で、昼間は寝てばかり。チーターは自慢の足で昼間も狩をする。それぞれの特徴を生かし、棲み分けていることを紹介。

生まれて2ヶ月ほどの子供のチーター。全身に黒っぽい産毛があり、レッサーパンダのようにも見える。平原に響く「キャンキャン」という鳴き声が愛らしい。

一見似ているヒョウとチーター。ヒョウ柄とチータ柄の違い、顔つきの違いを2分割画面で比較。7月の夏休み直前の放送なので、子供にも分かりやすい表現にした。
2週にわたり放送のセレンゲティ国立公園。後編となる今回の主役は絶滅の危機に瀕しているチーターたち。ハンティングの名手と言われるチーターでも成功率は1割程度。弱肉強食の世界で生き抜くことの厳しさを紹介。