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出演者インタビュー

第1回 佐々木蔵之介さん

―“正義の代償”というサブタイトルの意味合いはどう捉えればよいでしょうか?

まず、第1話冒頭の衝撃的なシーンから物語は始まりますが、ラストシーンにも謎の人物から安積に向けて、予告メッセージが届くんですね。それは、どうやら安積のことを恨んでいる人物だと思われます。こういった伏線があった上で、シリーズ4に付けられた“正義の代償”という言葉が生きてくると思います。
でも、謎の人物からのメッセージは、いつも安積の机の上に置かれているんですよね。これって、神南署内部の者が関係している!? もしかして桜井とか…(笑)。


―シリーズ4の撮影現場の雰囲気はいかがでしょうか?

シリーズ2と3では、矢継ぎ早に撮影が続きましたが、シリーズ4は少し間が空いたことで、キャストとスタッフそれぞれが、「ハンチョウ」とはまた別の空気を吸ってきたところで、このシリーズ4の撮影に臨んでいると思います。
シリーズ4がクランクインしたときは、「そうそうそう、ハンチョウの現場はこの感じ…」と、身体が覚えている現場の感覚が蘇ってきましたが、その感覚も馴染んでくると、新しいシリーズへ臨むに当たり、また新しい“何か”を加えていかなければいけないという気持ちになります。それは、言い換えると「佐々木蔵之介という役者は、このシリーズではどう出るのか?」と、試されているような感覚です。
そういった中、このシリーズ4に関しては、“安積班の危機”や安積班から村雨を引き抜こうとする動き、それとシリーズ3で登場した宇梶剛士さんが演じられる高野警部の再登場など、新たなスパイスが加わっています。チーム全体が、さらに困難なハードルへ挑戦するという気持ちに拍車がかかります。


―シリーズ4へ臨むに当たり、ご自身が設定するテーマなどありますか?

まずは、安積という男の気持ちというか人間性を、さらに強く出していきたいということでしょうか。容疑者や犯人、被害者などなど、それぞれの立場にそれぞれの事情があると思いますが、安積はそれぞれの事情に対して、すごく真摯に向き合う男だと思うんです。それを言い換えれば、安積が持っている優しさだと思います。そういった部分を、より強く出せるよう考えています。
この度の震災で警察官の仕事というものを、あらためて考えさせられました。警察官や消防士、レスキュー、自衛隊の方々などなど、それぞれのプロフェッショナルな方たちがそれぞれの仕事に、まさに命を懸けて従事してらっしゃる。また、その人たちを現場へと送り出すご家族の勇気と深い愛情。絶対に諦めない強い意志や、チームとしての結束力、そして、家族の絆など多くを学びました。


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