金曜ドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』

INTERVIEW
- インタビュー -
loading......
File.2
ムロツヨシさん
(間宮真司)
Q.
出演が決まった時のお気持ちはいかがでしたか。
loading......

恋愛ドラマのオファーが来たとマネージャーさんに言われて、まず驚きと何かの間違いではないのかな?と思いました。そのあと企画書を見て、若年性アルツハイマーの女性を支えながら一緒に生きていくという内容だと知り、そういう物語に相手役として呼んでいただけたのは嬉しいと率直に思いました。
Q.
脚本を読んでみての感想は?
シリアスな部分がすぐに出てくるのかなと思いきや、1話を読んでみたらまさかの僕の方がグイグイ迫られるという想像しない、いや想像を超えた展開が待っていました。思っていたテーマからではなく、恋愛の始まりから描いていたので、その嬉しさと驚きが強かったですね。これから尚が悲しい現実に向き合っていかなきゃいけないのかもしれないけれど、ただ悲しいだけにはしたくないなと感じました。
Q.
演じる間宮真司について
loading......

物語が後半になるにつれ、芯がしっかりある人間になっていってます。最初の頃は、夢破れたというか、小説家になったもののそんなにとんとん拍子にはいかず、なよなよした男に見えるところもあるんですが、愛する女性が現れてからは、ブレながらもひとつ譲れないものを作って生きていこうとする。一人の女性に真摯に向き合うところは素晴らしいし、その人のおかげで、自分の夢ややりたいことが少しずつ花開いていくわけですが、たとえそれを逃したとしてもその女性の傍にいたいしなんでもやってあげたいと思える真司は、まっすぐですごくいい男です。
Q.
役作りや、演じる上で心掛けていることはありますか?
「基本どの作品でも役作りはしません!」…といえばウソになりますが、台本を読んで自分なりにこう言う人なんだろうなというものをふんわり持って現場に臨んで、共演者さんやスタッフさん、監督さんに距離感を合わせて作っていくのが自分には合っていると思っています。全く何もしないというわけではありませんが、用意していってそれをやらないと他の部分が崩れてしまう可能性もあるので、言い方は悪いですけどふんわり作っていってます。
ただ、みなさんが抱いてくださっている「コメディのムロツヨシ」が見え隠れすると、今回の場合はストーリーに邪魔してしまう可能性もあると思うので、あまり表立って出さないようにしないといけないかな、とうっすら思ってます。でも、うっすらです。急に出ちゃうときもありますから、うっすらですから。うっすら思っていかないと、思わず出ちゃうこともありますので、うっすら抑えたい。うん。
抑えても出ちゃうものは、それはしょうがないと思うんです。それはもう私ではない、キャスティングのせいだ(笑)。
今は、間宮真司という人間像を作っていってる最中です。あまりいつものムロツヨシが邪魔してはいけないなと思うところと、かといって、役者ムロツヨシが演じる間宮真司ですから。あまりいつものムロツヨシとは違うという考えが全てになってしまうと、それはそれで違うかなと思いますし…。そんなバランスで考えながらやっています。
Q.
ムロさんから見て尚はどんな女性ですか?
loading......

さきほども言いましたが、1話で僕にグイグイ来るんですよね。“詐欺かな?”と思うくらい。「他にも周りにいるでしょ」って。でもあそこまでグイグイ来てくれると、“詐欺かな?”のさらに上にいって嬉しくなるんですよね。嬉しくなって好きになってしまうかも。あまり人が寄ってこないテリトリーに入ってきて、いろんな角度から笑顔を見せられたら、そりゃあ悪い気はしないですよね。あんなにまっすぐ来られたら男はたまらないですよ。でも彼女との出会いで真司は再び小説を書く気になるんですから、これは大きな出会いですよね。
Q.
尚を演じられる戸田恵梨香さんについて
もともと数回共演したことがあるので、変な話お互い過去の作品で信頼関係はできているところはあります。やりやすい部分は多々ありますが、一番困っているのは、二人がギクシャクするところに関しては逆に普段うまくできている分、そのギクシャクを意図的にやらなければならない。そこはお互い気を付けながら、話し合いながらやってますね。仲良しなので、なあなあにならないように、尚と真司を演じる側として話をする機会は増やしています。
Q.
今回のドラマにかける意気込みをお聞かせください。
loading......

みなさんが最初に感じた通り、「ラブストーリーでムロツヨシ?」と、僕自身もそう思いましたが、僕に賭けてくれる、やらせたいと思ってくれた人たちがいたことも感謝していますし、「相手がムロですけど大丈夫ですか?」という問いにOKしてくれた戸田さんの気持ちもありますから、そこはしっかり責任を果たしたいです。多くの人が「いい作品だった」「見てよかった」と思えるものを作るのを絶対条件として、原作ものが多い中オリジナルドラマとして、そしてそこに参加するものとして、きちんとやり遂げたいという気持ちはあります。
悲しいストーリーになっていくのではなくて、悲しい現実はあるけど、どうやって生きていこうというところですので、コメディではないですがただの悲しい物語でもありません。ラブストーリーでもありますし、人生の物語の10年間を、ぶっといテーマをきちんと見せられたら。そこは僕が今までやってきたものとは違うので、みなさんにいい意味で違和感を見せていきたいですね。
Q.
視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
戸田恵梨香さんと一緒にムロツヨシ、ラブストーリーをやっております。さらに若年性アルツハイマーという病気もここでみなさん多くの人に知ってもらう機会になると思います。ぜひみなさん、難しいことを考えずに、楽しみに見ていただけたらと思います。どうぞよろしくお願いします。
ARCHIVE