インタビュー 漆戸太郎役 オダギリジョーさん

Qここまで撮影してきた感想をお願いします

最初にオファーをいただいたときは正直驚きましたし、自分がこの役を引き受けることは周りには意外に見えるんだろうなと思いました。でもだからこそ面白そうだなとも思ったんです。今までやってこなかったジャンルだから逆に挑戦してみたくなったというか。色々な作品に関わった結果、今の自分だからこそやれる役なのかなと感じたんだと思います。実際に撮影に参加してみると、とにかく新鮮でした。若い子たちがたくさんいる現場で「どう振る舞っていいか分からない」と思ってしまうのは今でも変わらないです(笑)。太郎は入院したことでチアダンス部から抜けるような形になって、その段階ではまだROCKETSの部員は10人だったんです。そこからどんどん増えて今では20人になって。この前初めて20人全員と対面するシーンを撮影したんですけど、びっくりしましたね(笑)。本当に迫力がありましたし、彼女たちのダンスから放たれるパワーがよりいっそう強くなっている気がしました。夢に向かって一生懸命なわかばたちを見ていると、心を動かされるんです。彼女たちの成長を自分の目で見ておきたいと思って練習も何回か見学させてもらったのですが、彼女たち自身が、時間をかけて本気で取り組んできたからこそ、その姿に感動を覚えるんでしょうね。

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Q太郎を演じるにあたって意識してきた部分は?

熱血タイプの指導者ではなく、どこか人間の弱さだったり、内面を吐露することができるようなキャラクターにできたら、と思ってこれまで演じてきました。また、夢に向かって頑張るわかばたちとともに太郎自身も成長していく物語だと思ったので、それぞれの部分での“変化”という点は意識しました。そして、主役である彼女たちがいつもキラキラ輝いていてほしいので、顧問として少しでもそのサポートをできればという思いは常に持っています。福井弁に関しては、最初から方言のある役だということは分かっていたので、大変さはあまり感じていませんし、わかばやみんなに比べたら、大変だなんて言えませんよ(笑)。

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Q主人公のわかば役の土屋さんをはじめ、共演者のみなさんの印象、現場の雰囲気はいかがですか?

土屋さんは本当に気持ちのいい方ですね。誰に対しても丁寧で、頭が下がるほど真面目で、みんなに元気を与える力がある人、という感じがします。そんな土屋さんを中心に、みんなすごくいい関係を作れていると思います。みんな各々感受性豊かだし、とても素直に芝居が出来ているんじゃないでしょうか。現場はとても明るく、笑いが絶えないといった雰囲気です。先ほどもお話しましたが、とにかく若い人だらけの現場で僕の方から話しかけにくいときもあるのですが(笑)、そんなときに土屋さんをはじめみなさんが話しに来てくれるので、それはありがたいですし、うれしいですね。

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Q演じてきた中で大変だったシーンはありますか?

台本の文字の流れだと問題ないんだけど、現場で俳優がやってみると何か気持ちが悪い、会話が成立していないということがたまにあるんです。文字の上ではすらすら読めるけど、人間の感情や生理で捉えるとどこかに無理があるというか。つい先日も土屋さんと監督とプロデューサーと現場で話し合って、相談しながら撮影しました。セリフの問題なのか、感情の流れの問題なのか、それを解決するには何をどう変えればいいのか。そういうシーンは、確かに大変ですが、同時に、物作りの現場としてはとても瑞々しい瞬間でもあるので、僕は好きなんですけどね。

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Q最後に最終回に向けての見どころをお願いします。

本当の部活みたいな雰囲気になっていますし、ROCKETSとして今のメンバーでの最後のダンスになるわけで、どういう風に出し切るのかというのは僕自身とても楽しみにしています。1月から練習を積んで頑張ってきたという自信もあるでしょうし、そういう積み重ねって頭で考えて作れるものではないですからね。実際に経験を積んだことでしか生まれない感覚や感情もあるでしょうし、最後のダンスシーンでは、1月からやってきた様々な出来事が頭の中をかけめぐるのではないでしょうか。きっと彼女たちの感情も大きく動くでしょうし、それを見ている側も心を揺さぶられるはずです。太郎としては顧問として見守ることしかできないですが、最後まで頑張る彼女たちの姿をしっかり見届けたいと思います。

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