作品紹介
東方の光
アフリカから小アジアにかけての、いわゆる東方 (オリエント) の国々の人々や風物、風景は多くの芸術家たちを魅了し、旅へと誘いました。1846年にアルジェリア方面を旅したシャセリオーも旅先で数々のスケッチを手がけ、帰国後はこれらを着想源とした作品の数々を生み出します。異国的で勇壮な騎馬像やアラブ馬の一方で、洋の東西を問わぬ家族の日常的情景を好んで描いたシャセリオー独特の作品世界を、ドラクロワからルノワールまで19世紀のオリエンタリスム絵画の系譜のなかで見ていきます。
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