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BACK NUMBER #451 2014.12.20 O.A.

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2014年プロ野球総決算 グラウンドを去る男たち
今年も、多くの若者が夢を抱き、プロ野球の世界に飛び込んできた。しかし、その一方で、かつて輝きを放った男たちが、相次いでユニフォームを脱いだ。自ら引退を決意した者。クビを突き付けられた者。家族を抱え、突然職を失った彼ら。
【2014年各球団戦力外通告者数】
※任意引退選手は含まず
<セ・リーグ>
巨人…投手7人・野手5人 合計12人
阪神…投手2人・野手4人 合計6人
広島…投手6人・野手3人 合計9人
中日…投手4人・野手8人 合計12人
DeNA…投手11人・野手1人 合計12人
ヤクルト…投手4人・野手6人 合計10人
<パ・リーグ>
ソフトバンク…投手8人・野手6人 合計14人
オリックス…投手8人・野手6人 合計14人
日本ハム…投手4人・野手2人 合計6人
ロッテ…投手3人・野手5人 合計8人
西武…投手3人・野手3人 合計 6人
楽天…投手5人・野手6人 合計11人
今年もファンをしびれさせ、実績を残した、多くの選手たちが、現役に別れを告げた。しかし、自ら引き際を決め、プロ野球人生を悔いなく終えられる選手は、一握りに過ぎない。
かつて、輝かしい成績を残していた彼らも例外ではない。
ワールドシリーズ制覇という最高の栄誉を手に入れたこともある、岡島秀樹、38歳。今年、日本球界に復帰をした彼は、中継ぎとして44試合に出場。ベテランらしい安定した投球を見せていた。しかし、若返りを計るチームの方針から外れ、戦力外通告。来シーズンは横浜DeNAでプレーをすることが決まっている。
日本人離れしたパワーで、西武の4番バッターとして活躍したG.G.佐藤。北京五輪での落球で、大バッシングを浴び、2011年に西武から戦力外通告。野球不毛の地イタリアでのプレーを経て、一昨年、千葉ロッテに入団。しかし、在籍2年でホームランは、わずか2本に終わった。G.G.は現役を引退を決意し、サラリーマンとして第2の人生を歩き始めている。
最速155キロのストレートと鋭く落ちるフォークボールを武器に巨人で活躍した越智大佑、31歳。しかし2012年「黄色靭帯骨化症」という難病にかかってしまう。手術を受けた越智は、2軍戦で登板できるまでに回復したが、全盛期のピッチングを戻すことができず、10月1日、戦力外通告を受けた。
「ぶーちゃん」の愛称で親しまれた中日・中田亮二、27歳。2009年、ドラフト3位で入団した中田は、身長171cm、体重115kgという体格を生かしたパワフルなバッティングと、俊敏性で注目を集め、将来を期待されていた。しかし、プロの壁は厚く、5年間でホームランを1本も打つことが出来なかった。ついに今年、戦力外通告。今後は、社会人野球・JR東海でプレーをする。
伸びのあるストレートと、多彩な変化球を武器にセ・リーグ最多勝に輝いたこともある、藤井秀悟、37歳。4球団を渡り歩いた藤井だったが、2013年のシーズン終盤、左ひじを故障。その影響で2014年は1度もマウンドに立つことが出来ず、10月3日、戦力外通告。12球団合同トライアウトを受けるも、オファーはなく、引退を決意。藤井は巨人のバッティングピッチャーになる。
日米通算209本塁打。最高年俸4億4000万円、岩村明憲、35歳。日本球界屈指のスラッガーだった岩村は、2007年、メジャーリーグに移籍。弱小だったレイズをリーグ優勝に導く原動力となった。しかし2010年、極度の打撃不振に陥り、シーズン終了後、レイズから戦力外通告。2011年、日本球界に復帰するも、輝きを取り戻すことはできず、ヤクルトから戦力外通告。それでも野球を諦めきれない岩村は、独立リーグ・福島ホープスで、選手兼任監督に就任、現役続行が決定した。
今年もリストラの嵐が吹き荒れた、プロ野球界。新たな道に進む彼らに心からエールを送りたい。
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