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BACK NUMBER #450 2014.12.13 O.A.

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池田浩二 SGに向けた絶望からの闘い
池田浩二36歳。池田はこれまで、最高峰のレースSGを9度制覇。
2度の賞金王に輝き、ボートレーサーの頂点に立っている男だ。
今から18年前、池田はボートレーサーの養成学校に入学した。
すると、訓練生のナンバー1を決めるレースで見事優勝。トップクラスの成績で卒業し、
プロボートレーサーになった。
そして、およそ1600人いるプロの選手でも優勝することが出来ず引退する選手も多い中、池田は、わずか1年半で優勝を飾り、一躍注目の的となった。
そんな池田には、必殺の武器…それは、ウィリーモンキーという、ボートの舳先を、
バイクのウィリーの様に持ち上げながら旋回するターン。
バランスが取りにくく転覆のリスクも高い、このウィリーモンキーを行っている選手はほとんどいない。
そんな武器をひっさげ、デビューから6年目、池田は、1年に8度しかない最高峰のレース、SGを初制覇、そして2011年12月、最高の名誉とされるレースであるSGグランプリに出場し、見事優勝した。
デビューから14年目、グランプリを制した池田はこの年、獲得賞金額でボートレース界の頂点に輝いた。更に昨年もSGグランプリを制覇し、2度目の賞金王となったのだ。
しかし、ボート界の大スターは、今年、最大の地獄を味わっていた。
今年2月…池田はまさかのフライングを切ってしまったのだ。だが、悪夢はそれだけでは終わらなかった。フライング休み明け直後の6月には、2度目のフライングを犯してしまったのである。
この2つのフライングにより、合計で90日間の出場停止となってしまった池田。
それは、史上3人目の連覇を狙う賞金獲得額上位で争われるSGグランプリへの出場が絶望的となった事を意味していた。
しかし池田は、復帰後も、恐れることなく果敢に攻めた。そして、復帰直後、賞金ランキング85位だった池田は恐るべきペースで勝利を積み重ね、わずか3ヶ月あまりで順位を23位にまであげた。
そして10月15日。
池田は地元ボートレース常滑で行われるSGボートレース・ダービーに臨んだ。
成績次第では、一気に18位以内に浮上する、重要な大会だ。
迎えた予選、初日のレース。
1コースの池田は、最初のターンをトップで旋回。一気に後続艇を突き放した。
そして、そのままゴールまで独走し、池田は初日のレースを見事1着で飾った。
そしてその後、予選最終日にも1着を獲得。見事優勝戦へと駒を進めた。
惜しくも、優勝はならなかったが、この大会で23位から
一気に14位へ浮上。一時は絶望的とも思えた、SGグランプリへの出場資格確実なものにした。
そして12月23日に迫る、SGグランプリ。
池田はどのような闘いを我々に見せてくれるのだろうか。
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