バックナンバー:バース・デイ

BACK NUMBER #440 2014.9.13 O.A.

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アジア大会の頂点へ!スーパー女子高生の舞台裏!
[ゴルフ・勝みなみ 16歳]
一般客が利用するごく普通のゴルフ練習場。ここで練習しているのは、史上最年少で女子プロゴルフツアーに優勝した、勝みなみ16歳。
彼女がゴルフを始めたのは、6歳の時。両親が共に教師で忙しかったため、祖父母の家に預けられることが多かった。そこで祖父が自分の好きだったゴルフを勝に勧めたという。元々運動神経が抜群だった勝は、みるみる上達。10歳になる頃には、すでにスコア80台で回れるようになっていた。ドライバーでも、すでに200ヤードを超える飛距離。小学生ながらに、その事を可能にしたのは、「クラブは大きく振れ」という祖父・龍作さんのアドバイスがあってのことだった。中学生に入っても、龍作さんと練習するというスタイルは変えず、さらに自分で練習日数やメニューを考え自己流で技術を磨いていった。その結果、アマチュアの有望選手として推薦され、中学生ながらプロ大会にも出場するほどになった。そして今年4月。高校に入ったばかりの勝は、女子プロツアーのバンテリンレディスに出場。並みいるトッププロを相手に、勝が攻めのゴルフを見せた。大会中の3日間、成績は常に上位につけ、トータル11アンダー。女子プロツアー史上最年少で優勝を勝ち取った。
歴史的快挙から2か月。勝みなみの密着取材が許された。彼女の取り巻く環境は極めて珍しい。高校は、あえてゴルフ部のない学校を選び、練習は個人で行っている。小学校、中学校と自己流でやってきたため、その環境を変えたくないというのが、大きな理由だ。名門校なら1日400球を超える練習量も珍しくないが、彼女は1日200球と決めている。そして、好きな音楽を聴きながらの練習。結局この日、練習時間は1時間30分。こうした練習を週5日行っているという。さらに、驚くべき練習法がある。ゴルファーにもかかわらず、なんと器械体操を行っている。一見、ゴルフとは無関係に見えるが、実は勝の得意のドライバーショットと深く関わりがある。強い打球を飛ばせる秘訣は、体操で培った体幹と、大きなスイングを可能にしている体の柔軟性にあった。
勝は、練習を終えるとすぐに帰宅する。父の秀樹さんは与論島に単身赴任中のため、母と2人きりの生活。ここ数年、大きく環境が変わった勝家。ゴルフに突き進む娘に対し、母の久美さんは何度も辞めることを迫ったという。それでも「絶対にゴルフは辞めたくない」という勝の覚悟をを知った母・久美さんは、大きな決断をした。25年間勤めていた教師を退職。娘が人生をかけているゴルフを全力でサポートする決意を固めたのだ。
勝には、今年、大きな目標があった。それは、4年に1度のアジア大会での優勝。将来、世界で戦う事を意識している勝にとって、アジアの頂点の座は、是が非でも取りたいタイトルだ。その大会直前、勝は世界アマチュア選手権に出場。世界各国から集まる100人以上のトップアマチュア選手を相手に、自分の力がどこまで通用するのか…。初日、勝は珍しく固さを見せ2オーバーで50位タイ。しかし、続く2日目は、初日とは別人のようなプレーを見せた。スコアを7つ伸ばし、5アンダー。さらに3日目も3つスコアを伸ばし、順位は10位タイまで一気に跳ね上がった。しかし、最終日はパッティングに苦しみ、勝は、147人中、22位に終わった。将来プロとして世界を目指す勝にとって、ほろ苦い試合となった。しかし、今年の目標であるアジアの頂点を目指し、奮起を期待したい。
[競泳・渡部香生子 17歳]
今から22年前、1992年のバルセロナ五輪。日本中を熱狂させた当時14歳の岩崎恭子の金メダル。その再来と言われる1人の天才スイマーがいる。渡部香生子17歳。
渡部は、岩崎と同じく14歳の時、快挙を成し遂げた。日本最高峰の大会で、並みいる強豪を押しのけ、200m平泳ぎで優勝。100m、50mも制覇し、史上初の中学生での3冠を達成した。今や、平泳ぎで渡部の右に出る者はいないと言っても過言ではない。そんな渡部は、現在、高校3年生。彼女は、青春の全てを水泳に捧げている。練習を開始するのは、早朝の5時45分。そして、朝練習が終わると学校での授業に向かう渡部。放課後は、その足で再び練習に戻り、夜9時までトレーニングする。
今年8月、渡部は五輪、世界水泳に次ぐ世界大会で、パンパシフィック選手権に出場。見事、初の国際大会での金メダルを獲得した。渡部は現在、リオデジャネイロ五輪の試金石となるアジア大会に照準を合わせトレーニングに励んでいる。
[バドミントン・山口茜]
昨年9月、バドミントン界で30年以上続く権威ある国際大会で、1人の女子選手が史上初の快挙を成し遂げた。並みいる強豪を次々に倒し、この大会で日本人初となる優勝。そして世界的にも史上最年少という偉業だった。山口茜、当時まだ16歳。そんな山口は、小学校・中学校時代、各年代のタイトルを総なめにし、15歳の時に、史上最年少で日本代表に選出。世界ジュニアも2連覇中で、これも日本史上初のこと。
山口が初めてラケットを握ったのは、3歳の時。バドミントンをしていた兄の影響で始め、すぐに夢中になった。それから12年、バドミントン界のニューヒロインとして活躍を続ける山口。今年8月に中国で行われた、ユース五輪に出場。この大会で山口は見事銀メダルを獲得した。
バドミントン界では、2000年以降の五輪で、金メダルを獲得しているのは、中国を中心に全てアジア勢。シニアでの自分の実力を図る上でも、間もなく開会するアジア大会は重要な戦いとなる。
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