バックナンバー:バース・デイ

BACK NUMBER #420 2014.4.19 O.A.

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引退の瀬戸際に立たされた男
左足がマヒ… 壮絶な過去
オリックス・バファローズ。
1990年代に10年連続のAクラス入り。
2年連続でのリーグ制覇、日本一に輝くなど、一時代を築き上げた。
しかし、2000年以降、昨年までの14年間で、
Aクラス入りは、わずか1回。長きに渡り、低迷の時代が続いた。
そんなオリックスだが、今シーズン開幕してから快進撃を続けている。
その中で投手陣を牽引し、次世代のスターとして注目を浴びている1人の男がいる。
オールスターではパ・リーグのキャッチャー部門、ファン投票第1位。
サムライジャパンにも選ばれ、12球団トップクラスの強肩を持ち、
チームの要と言うべきポジションを、24歳という若さで務め上げ、チームの快進撃
を支えている立役者。
オリックス・バファローズの正捕手 伊藤光 24歳。
だが、伊藤は5年前にわずか20歳にして引退の瀬戸際に立っていたのだ。
プロ2年目のシーズン直前に発覚した椎間板ヘルニア。
伊藤は手術を決意し、手術により腰の痛みは取れた。
だが、痺れとマヒが左足に残ってしまい、リハビリを強いられることになる。
しかし、痺れとマヒは3か月が経っても一向に治る気配がなかった。
伊藤は助けを求め、多くの病院を訪れた。その数なんと10を超えた。
しかし、どこを訪れても状況は変わらなかった。
絶望の淵にいた伊藤だが、何気なく見たテレビであるトレーニング施設の特集が放送
されていた。
それは、脊髄損傷者のためのジム。
藁にもすがる思いでこのジムでトレーニングを行うと、その効果はすぐに現れた。
なんとわずか3日で1年以上マヒしていたやせ細った伊藤のふくらはぎが1cm太く
なったのだ。
希望の光を感じた伊藤はそこでのトレーニングを続け、
伊藤は左足の麻痺から奇跡とも言える復活を果たし、2011年遂に一軍復帰を果たす。
2013年にはシーズンを通し137試合に出場。
チーム防御率を12球団トップに導く原動力となった。
そして迎えた2014年シーズン。
現在のオリックスの快進撃の影には、伊藤光がいた。
18年ぶりとなるチーム優勝に向け、伊藤の戦いは終わらない。
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