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BACK NUMBER #415 2014.3.15 O.A.

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熱き男、ラモス瑠偉弱小チーム再建へ!
3月2日、J1昇格を目指す、Jリーグディビジョン2、J2が開幕。
今年からFC岐阜の監督に就任した、ラモス瑠偉 57歳。
FC岐阜は、2年連続22チーム中、21位。昨シーズンに至っては、得点も失点もリーグワースト1位。一時、財政難からチーム存続の危機にも瀕していた弱小チームだ。
しかし、そんなチームをラモスは今、大きく変えようとしている。
現役時代、ブラジル仕込みの華麗なテクニックで、日本サッカーをけん引してきた、ラモス。引退後は、指導者の道に進み、2006年、J2に降格した、古巣、東京ヴェルディの監督に就任。2年目に見事J1復帰に導いた。
また、ビーチサッカーの日本代表監督も務め、W杯で最高ベスト4という快挙も、成し遂げた。
そして、7年振りJリーグの監督へ、帰ってきた。
昨年暮れ、ラモスは初めて、スタッフミーティングを開き、FC岐阜の監督を受けた思いを話し始めた。そして1月21日、監督就任会見の場でラモスは、チーム再建へのキーワード「プロ意識」という言葉を口にした。
FC岐阜は今年、7人の30代の選手をチームに加え、その選手のほとんどが、前の所属チームで出番に飢えていた者達。その中に、ラモス自ら誘い、入団させた2人の男がいた。36歳の三都主アレサンドロと38歳の川口能活がいた。長きに渡り、日本代表を引っ張ってきた2人に負け癖のついたチームにプロ意識を植え付けて欲しい。それが、ラモスの思いだった。
2月4日から、FC岐阜は大分でキャンプをこの合宿でラモスは、練習中、どんな練習の時でも、試合でのプレーを想定しろという事を教えていた。常に実戦をイメージさせ自分で考える力を付けさせるのが狙いだという。
開幕を、2週間後に控え、FC岐阜は、大分トリニータと練習試合を行った。大分は、今シーズンJ1からJ2に降格したばかりの、いわば格上のチーム。
しかし、優勝候補の大分相手に4-2と勝利。開幕に向け、大きな期待を感じさせた。
開幕を一週間後に控えたこの日、サポーターを招いてのキックオフパーティーが行われ、これまで毎年300人程度だったサポーターがこの日はなんと1000人以上集まった。
3月2日、ラモス監督率いるFC岐阜の開幕戦。ホームの長良川競技場には多くのサポーターが詰め掛けた。去年の開幕戦は、およそ5000人だったのが、今年は、なんと1万1千人も集まっていた。
開幕戦の相手は、今シーズンJ2に昇格したばかりのカマタマーレ讃岐。負けられない一戦だ。だが試合開始直後、FC岐阜はいきなり大ピンチを招く。そしてFC岐阜は、ラモスが目指すパスサッカーが中々できず細かいミスを連発。だが、前半30分すぎ、ようやくFC岐阜にリズムが生まれ、FC岐阜が一点を先制。そしてこのまま前半が終了。だが、ラモスは、いらだっていた。
ハーフタイム、ロッカールームにはラモスの檄が響いていた。
後半、開始6分。フリーキックのチャンス。さらに、17分、相手のパスをカットし流れるような攻撃を見せる。これで3-0。勝負は決したかに思えた。だが、その直後に讃岐に得点を許してしまい、ラモスはいらだっていた。このあとも、防戦一方にラモスの怒りが爆発した。そして試合は3-1でFC岐阜が勝利。開幕戦を勝ったのは実に4年ぶり。サポーターも多いに沸いた。だが、ラモスは会見でも怒りを露にしていた。
続く2戦目、FC岐阜はカターレ富山に3-0と快勝。
2戦目を終え、現在FC岐阜は、J2首位につけている。
7年ぶりにJリーグに帰ってきた、闘将ラモス瑠偉。
どん底にあえいでいたチームを、どこまで浮上させるのか?
どんな苦難にもひるまない、ラモスの戦いから、目が離せない。
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