バックナンバー:バース・デイ

BACK NUMBER #409 2014.1.18 O.A.

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かつて“命知らずの騎手”と呼ばれた伝説の男、田中剛
2013年、JRA主催の競馬は約3400レース行われた。
そのうち130レースだけ行われた通常の平地レースとは違ったレースがある。
それは“障害レース”。
コース上に設置された1m以上ある障害をいくつも越えながら行うレースで、なかには1.6mの高さの障害もある。
その為、平地レースに比べ落馬の割合が高く、過酷なレースだ。
そんな障害レースで過去200勝をあげ“命知らずの騎手”と呼ばれた男がいた。男の名は田中剛。
障害レース最高峰の“中山大障害”を4度制覇、海外の障害レースでも勝利をあげ、障害レース伝説の騎手と呼ばれた田中は、現在騎手を引退して茨城県の美浦トレーニンセンターで調教師をしている。
2013年8月30日、そんな田中のもとに一頭の競走馬がやってきた。
“ショウナンカミング”。平地のレースで思うような結果が出せず障害馬として再起をはかろうと田中の調教を受ける為、田中の厩舎へとやってきた。
ショウナンカミングを障害馬にするため田中がまず行ったのは、高さ10cmの棒をまたがせること。10cmの高さでもまたぐことを恐がり拒否する馬がここから始めるのが田中流だ。
ショウナンカミングはこの調教を一発クリア。障害馬としての素質を見せた。
その後も順調に調教をこなしていき、2013年10月20日、障害馬としてのデビュー戦を迎えた。
ショウナンカミングが出走するのは、“障害3歳以上未勝利”とまだ障害レースで勝利をあげたことのない馬たちで争われる。
その中でショウナンカミングの人気は3番目。
そしてレーススタート。
スタートから中断の位置で様子を伺うショウナンカミング。
するとレース中盤、先頭争いをしていた馬が落馬。騎手がいなくなった馬がコースを塞ぎトップの馬との感覚が縮まる。ここで騎手の五十嵐の好判断により順位を一気に2位へと押し上げた。そしてトップの馬を追い詰め、最終の直線で追い抜きゴール!
見事、障害馬デビュー戦を勝利で飾ったショウナンカミング。
障害馬としての今後が楽しみだ。
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