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BACK NUMBER #399 2013.11.9 O.A.

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日本レスリング界期待のスーパー高校生 佐々木アーセン 前編
今年4月。横浜で行われたJOCジュニアオリンピックカップ。
16歳から17歳のレスリング日本一を決めるこの大会に途轍もない高校生が出現した。
佐々木アーセン、この時、16歳の高校2年生。
同じ高校生相手に、まさに別次元の強さを見せつけた。
アーセンは、世界女王に3度輝いた山本美憂を母に持ち、そして叔母は、世界を4度制した山本聖子。祖父は、ミュンヘン五輪日本代表の山本郁榮、さらに叔父にあたるのが、あの山本KID徳郁という日本が誇る格闘一家に生まれ育った。
現在、アーセンはハンガリーにレスリング留学中だが、この大会の為に、一時帰国。
ケタ違いの強さに、家族も驚きを隠せない。
そして迎えた決勝戦。ここでも、圧倒的な力の差を見せ、優勝。
大会を通じ、1ポイントも奪われる事無く、見事、日本一に輝いた。
彼には、自ら宿命と位置付ける最大の目標がある、目指すは、2016年、リオデジャネイロ五輪の金メダル。
一体なぜ、彼は頑なまでに、オリンピックにこだわるのか…。
アーセンがレスリングを始めたのは4歳の時。
以来、のめり込むようにレスリングに夢中になっていった。
中学1年で出場した全国大会。(全国中学生レスリング選手権)66キロ級の2回戦。
相手は1学年上の中学2年生。
まさかの2回戦敗け。レスリングを始めて8年目にして味わった屈辱だった。
最後の最後にスキを見せた自分の精神面の弱さ…悔やんでも悔やみきれなかった。
環境を変えなければ、自分は強くなれない。そんな時、アーセンに思いもよらぬ話が舞いこんだ。それは、ハンガリーへのレスリング留学。そして、家族との話し合いの結果、アーセンはハンガリー行きを決断した。
そしてついに始まった、海外での単身武者修行。
だが、13歳の少年を待ち受けていたのは、過酷な試練の連続だった。
祖父と母親たちの無念を晴らすべくオリンピックでの金メダルという夢のため、13歳で単身ハンガリーへと渡った。彼が入学したのは、ハンガリーの首都ブダペスト市内にある国内有数のスポーツ養成学校。
なかでもこの学校は、レスリングで数多くのメダリストを輩出。遠く離れた異国の地で、たった一人の孤独な戦い。
そして今年8月、16歳になったアーセンがついに、日の丸を背負い、初めて世界の舞台へと上がった。夢のオリンピックの前哨戦…世界一の称号を懸けた、熾烈な戦い。
迎えた、最強のライバルとのレスリング史に残る激闘。
家族が見守る中、試合は誰も想像できない波乱の結末となった。
そして、彼が流した涙のワケとは…。
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