バックナンバー:バース・デイ

BACK NUMBER #376 2013.5.11 O.A.

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ボクシング世界チャンピオン宮崎亮
10年前、非行を繰り返した少年は、鑑別所へ送られた。
だがその少年は、24歳になった昨年、ボクシングで世界チャンピオンに輝いた。
男の名は、宮崎亮。
宮崎は、プロボクサーとなった2006年以降、一度も負けることなく、相手をマットに沈めてきた。
そして昨年、世界王者となった宮崎は、試合後、こんな言葉を口にした。
「産んでくれてありがとう」
それは、不良だった自分を見放さず、ずっと支え続けてくれた、母への感謝の気持ちだった。
宮崎の母・えみこさんは、女手一つで、宮崎のことを育ててきた。
ボクシングで活躍し続けることが、母への恩返し・・・
そして宮崎は、今週水曜日に行われた、世界タイトルマッチ。
世界王者になって、初めての防衛戦に挑んだ。
観客席では、その宮崎の母・恵美子さんが、息子の無事を祈っていた。
えみこさんは、10年前、息子の目の前で涙を流したことがある。
宮崎は、非行を繰り返し、鑑別所に収監されていた。
その時、面会に訪れた恵美子さんは、息子の前で初めて涙を流したという。
母の涙を目の当たりにし、宮崎の心は大きく動かされた。
もう2度と母を悲しませたりはしない。
宮崎は、高校進学後、学校のボクシング部に入り、プロボクサーになること決意。
未経験ながら、必死で練習に打ち込み、ボクシングを始めて、わずか2年でインターハイ優勝を果たした。
以降、宮崎は、その才能を遺憾なく発揮。
18歳で、プロデビューを果たすと、白星を積み重ね、次々とタイトルを獲得。
そして、20戦・無敗で迎えた昨年の大晦日。
宮崎は、初めて世界タイトルマッチに挑んだ。そして…
判定の末、見事、宮崎は、WBA・ミニマム級の世界王者に輝いた。
5月8日、大阪 ボディメーカーコロシアム。
宮崎は、初防衛戦で、見事KO勝利を収めた。
非行を繰り返し鑑別所にまで送られた少年は、親孝行を目指し母とともに世界のベルトを手にした。
5月8日の防衛戦はそんな母への思いが終わらない事を証明した新たなバースデイとなった。
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