バックナンバー:バース・デイ

BACK NUMBER #369 2013.3.23 O.A.

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突然のリストラから、日本代表のコーチへ
波乱の人生を歩む男の苦悩と侍JAPAN激闘の舞台裏に密着
今回のWBC、日本は幾度となく逆境に立たされた。
2次リーグの台湾戦は、正に死闘だった。
その台湾戦、選手ではない一人の男が、身体を張って戦う姿が印象に残っている方も多いのではないだろうか?
侍ジャパン、内野守備・走塁コーチ 高代延博、58歳。
高代は知る人ぞ知る、名コーチとして、数々の名将たちから、その手腕を評価されてきた男。
前回優勝のWBCでは、原監督から…
今回は、山本監督から誰よりも早く招集されたのがこの高代だった。
3連覇への期待と重圧を背負い…WBCに挑んだ日本の懐刀、高代コーチを追った。
多くの監督たちからその手腕を評価されてきた。
侍ジャパン・守備走塁コーチ 高代延博 58歳。
高代は4年前、2連覇を遂げたWBCの時も、日本のコーチ?を務めていた。
このとき、あることがメジャーリーグ関係者に絶賛された。
野球発祥の地、アメリカで高く評価されたのは、ノックの技術。
そして、高代にはもうひとつ、コーチとして評価される武器がある。
それは…サードコーチャーとしての技術。
高代は、「日本一のサードコーチャー」と評されている。
高代は、引退から23年間、多くの監督たちから恋われ、コーチとして、実に6球団を渡り歩いてきた。
そして、2009年、第2回WBCでは原監督から呼ばれ2連覇に貢献、そして、今回のWBC、山本監督から、誰よりも早くコーチを依頼され、侍ジャパンの内野守備走塁コーチに就任した。
そして、迎えたWBC初戦の日。
1次リーグ、日本は苦しい戦いの連続だった。
初戦、格下のブラジルに大苦戦。
何とか逆転で勝利を手にしたものの、キューバには、完敗を喫し、日本は1次リーグ2位での通過となった。
そして2次リーグ初戦の台湾戦。
押し出しで台湾に先制を許してしまう。
こうした国際大会はミスをしたほうが負けるとよく言われる。
もう、ひとつもミスは許されない。そして4回表、日本にチャンスが訪れる。
この後、サードコーチャーの高代が驚くべき行動を見せる。
坂本のセンターに抜けそうな当たりにランナーの糸井は、ホームを狙い全速で走りだす。
しかし、坂本の打球に相手ショートが飛び付き、弾かれたボールがセカンドの正面へ転がる。その瞬間、高代は、糸井の目線に入るように低い態勢をとり、糸井を止めたのだ。
このあと得点にはならなかったが、高代の体を張ったプレーは、選手たちを奮い立たせた。
台湾との激闘を制し勢いを取り戻した日本はオランダに2連勝し第2ラウンド1位通過、3大会連続の準決勝進出を決めた。
だが、アメリカに乗り込んだ準決勝プエルトリコ戦。
日本の3連覇の夢はならなかった。
だが、3大会連続のベスト4入りという野球強国としての誇りと世界一に届かなかった新たな課題を胸に、首脳陣、そして選手たち侍は、再び歩き始める。
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