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BACK NUMBER #366 2013.2.16 O.A.

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女子バレーボール・Vプレミアリーグ、女性監督、中田久美
かつて、世界一と呼ばれた名セッターが、監督としてコートに帰ってきた。
V・プレミアリーグ・初の専属女性監督・中田久美47歳。
彼女の指導者としての、目的はただ一つ!
日本バレーをもう1度世界一にすること。
中田の指導者としての原点、それは一人の恩師の存在。
1976年、モントリオールオリンピックで日本を金メダルに導き、常勝日立バレーを作り上げた名将 山田重雄。
現役時代、世界一のセッターとまで呼ばれた中田が引退したのは、31歳の時、以来、10年以上、コートから離れていた。
そんな彼女が、何故、指導者の道を志すようになったのか?
そこには、ある強い思いがあった。
指導者としてコートに戻る決意を固めた中田は引退から11年後の2008年、コーチ修行のため、イタリアへ渡った。
2年間のイタリア修行を終え、帰国した中田は全日本ユースのコーチを経て、一昨年久光製薬のコーチに就任。
そして昨年7月、V・プレミアリーグでは史上初の専属女性監督となった。
中田は、監督就任直後、あるチーム方針を選手たちに告げた。
“最終目標は日本一ではなく、あくまでも世界一”
常に個人個人が全日本を意識する。ということだった。
世界一というシンプルでありながら、強烈なメッセ?ジは選手たちにも、刺激的なものだった。
中田は、就任1年目から、大胆なチーム改革を次々と行った。
ひとつは、アタッカー狩野舞子のセッターへのコンバート。
ロンドンオリンピックを最後に、一線を退いた竹下の後継者セッターを育てるのは、日本の急務。
しかも、銅メダル以上を目指す上で185cmと大柄な狩野がセッターとしてものになれば、日本の武器になる。
チームにとっては、当面の戦力低下は否めない。
将来の日本バレーを見据えてのコンバートだった。
そして迎えた皇后杯。久光製薬は決勝まで勝ち進み、中田は、日本のバレー界に新風を巻き起こした。
就任1年目にして、見事皇后杯優勝。
中田新監督の体が宙に舞った。
今後の中田久美の活躍にも期待したい。
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