バックナンバー:バース・デイ

BACK NUMBER #357 2012.12.8 O.A.

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父親となった亀田興毅、かつてない強敵との対戦・・・
興毅にとって、2012年は、特別な年だった。
12年間、愛を育んだ恋人との結婚・・・ 
そして、待望の長男の誕生・・・
その思いは、興毅に計り知れない重圧を与えていた。
結婚後、初めてとなる試合では、不甲斐ない戦いで、自己嫌悪に陥った。
人生の節目となる大事な一年。
様々な葛藤を抱えながら、興毅は、自らを追い込んでいた。
4度目の防衛戦で痛めたケガのため、WBAバンタム級の休養王者となっていた亀田興毅。
正規王者となるべく興毅は、ランキング1位で暫定王者と戦うことが決まった。
この日の試合は、父親となって迎える、初めての試合。
興毅は、これまでとは違う、特別な思いを持っていた。
今年に入って、結婚、息子の誕生と、人生の大きな節目を迎えていた。
だが、そのことが、大きなプレッシャーとなっていたのも事実だった。
“結婚を機に弱くなった”・・・そう思われることだけは避けたかった。
4月の世界戦以降、興毅は、徹底的に自分自身を追い込んだ。
WBA世界タイトルマッチ、バンタム級の防衛戦。
対戦相手は、興毅のボクシング人生で、最強の敵とみられていた。
挑戦者の名は、ウーゴ・ルイス。
WBAバンタム級の世界ランキング1位の選手だ。
戦績は、32戦戦って31勝。さらに、その31勝のうち、KO勝ちがなんと28回。
一撃必殺のハードパンチを持つ、パワーファイターだった。
興毅にとって、5度目の防衛戦は、真価が問われる戦いとなる。
そして、いよいよ運命の戦いが始まった・・・
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