バックナンバー:バース・デイ

BACK NUMBER #323 2012.2.25 O.A.

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原因不明の病と闘う、一人の少女に密着
小学3年生の神山典杏ちゃんはある大きな病気に冒されている。
病名は血管奇形。動脈や静脈などがうまく形作られず、異常に増えるなどして、コブやアザができる病気。
症状は様々で、激痛が襲ったり、患部に衝撃を与えると、大量出血を起こすこともある。
いま現在、確立した治療法も見つかっていない。
激痛は突然訪れ、患部を冷やすか、鎮痛剤で痛みをやわらげるしかない。病状の悪化を防ぐため手術を行うが、この手術も病気が完治するわけではない。対症療法でしかないため、一生繰り返さなければならない。典杏ちゃんは既に5回も行っている。
典杏ちゃんは母・佳奈子さんと2人暮らし。佳奈子さんは典杏ちゃんが1歳のときに離婚し、自宅近くのエステサロンで働くなど、典杏ちゃんを女手一つで育てている。
学校が夏休みに入ると、佳奈子さんは典杏ちゃんを祖父母が営むペンションへ連れて行く。夏休み期間中も、毎日仕事。その間、典杏ちゃんを預かってもらう。
出来る限り一緒にいてあげたいが、これ以上一家の収入を下げることは出来ない。実はこの治療、保険の適用が認められていないため、治療費は自己負担。
年に数回、検査があり、入院や手術にかかる費用は数十万円にも及ぶ。定期検査の日がやってきた。向かう場所は札幌の斗南病院。病院に着くとすぐに検査が始まり、検査後、担当医から結果が告げられる。
なんと症状の悪化が起きていた。医師から手術をすすめられた神山親子。だが典杏ちゃんは、過去の手術の恐怖から手術を受け入れることが出来ない。母の佳奈子さんは、時間をかけて、典杏ちゃんを説得する。佳奈子さんの気持ちが伝わり、手術は3か月後に行うことが決まった。そして、手術当日。嫌がる典杏ちゃんを、お母さんは手術台に乗せなければならない。9歳ですでに6度目の手術・・・
どんなに辛くても、いつも笑顔を絶やさなかった佳奈子さん。だが、この時ばかりは、ずっと溜め込んでいたものが溢れ出した。そして手術が始まった・・・
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