バックナンバー:バース・デイ

BACK NUMBER #319 2012.1.28 O.A.

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山本家・悲願のオリンピック金メダル獲得へ
東京の、とある一軒の家庭で夕食の支度をする母親の姿。
一見、どこにでもいるお母さんのようにも見えるが、この顔に、見覚えがないだろうか・・・
彼女の名は、山本聖子。
姉は、レスリングの元世界王者・山本美優。 兄は、総合格闘家・山本KID徳郁。
そんな兄弟を持つ聖子は、現在31歳。6年前に結婚し、家事と子育てに追われる日々を送っている。なんと彼女は、今もオリンピックを目指し、レスリングを続けているのだ。
指導するのは、聖子の父・郁榮さん。彼女が、現役を続けるのには、大きな理由がある・・・
それは1972年のミュンヘンオリンピック。聖子の父・郁榮さんは、このオリンピックで、金メダルを取ることが夢だった。だが、誰の目にも不可解な判定で敗れた。
郁榮さんは、果たせなかった夢を、生まれてくる子供たちに託した。子供たちは、父の意思を受け継ぎ、レスリングでオリンピックを目指した。だが・・・
長男は、シドニーオリンピックの国内予選で敗退。その4年後には、長女の美憂…そして、次女の聖子が、アテネオリンピックの選考会に挑んだが、ともに優勝することは出来ず、オリンピックへの道は閉ざされた。
父の無念を晴らすことは出来ないまま、美憂、聖子は、ともに現役引退を発表。そして、2006年、 結婚。翌年の2007年には、息子を出産し、専業主婦として、第二の人生を送っていた。
だが、2008年・・・聖子は、再びレスリングに引き込まれることになる。
解説の仕事で、北京オリンピックの会場を訪れていた聖子は、生まれて初めて、生で見るオリンピックの雰囲気に、心を動かされた・・・
1年以上の時間をかけ、筋力や体力を元に戻した聖子。そこからは、毎日5時間、体が悲鳴をあげるまで、本格的なトレーニングを行った。そして、練習後は、主婦としての顔に戻る。
自宅に帰ると、すぐに夕食の準備。家事と子育ては、ほとんど聖子がやっている。
ロンドンオリンピックの出場権をかけた、全日本選手権がやってきた。
聖子が出場する63キロ級には、昨年の世界選手権で優勝している伊調馨がいるため、優勝は最低条件。危なげない戦いで、聖子は準決勝へとコマを進めた。
伊調との対決。父・郁栄と、伊調対策の最終確認を行う。

一家の思いを背負い山本聖子は決戦の舞台に歩を進めた…
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