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BACK NUMBER #300 2011.8.27 O.A.

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ハンマー投げ 室伏広治 36歳 〜進化を続けるトレーニングに迫る!!〜
今年1月。室伏広治は都内のグランドで公開練習を行った。
室伏は、3年前の北京オリンピックでメダル獲得は出来ず、5位と不本意な結果に終わった。そして、2年前の世界陸上は欠場。ここ数年、世界の大舞台で結果を残せていない。
5年ぶりの公開練習ということもあり、多くの報道陣が不安をもって室伏の練習を見守っていた。そんな中、室伏はまだシーズンオフにも関わらず80mの大台にあと3mと迫る大投てきを見せ報道陣の不安を一蹴した。36歳にして全く衰えをみせていなかった。
室伏はこれまで、日本人の投てき選手として、様々な世界の壁を打ち破ってきた。
室伏が、初めてハンマーを握ったのは7歳の時。父親に勧められたのがきっかけだった。
父・重信は、ハンマー投げで3度五輪に出場。アジアの鉄人と呼ばれた日本の第一人者だ。そして、父の指導のもと、室伏の才能は、一気に開花。
22歳の時には父の持つ日本記録を更新。さらに25歳で、日本人初の80メートルの大台を突破。世界ランキングも自己最高の11位にまで上がった。
しかし、ここで室伏に大きな壁が立ちはだかる。それは、体重差。世界ランキングの上位選手の平均体重は、ゆうに100キロを超える。一方、室伏は25歳の頃の体重が、87キロ。室伏は初めて出場したオリンピックで9位。世界との力の差を思い知らされた。室伏はその壁を、ある事で打ち破ろうと考えた。それは…「ターンのスピード」。より速く足元を回転させ、ターンのスピードを上げることが出来ればもっと遠くにハンマーを飛ばすことができる…そう室伏は考えていた。室伏は、様々な独自トレーニングで、筋肉や感覚器官に新たな刺激を与えた。そして、2004年のアテネオリンピック室伏は82m91を投げ、金メダルを獲得。世界の壁を打ち破って見せた。だが・・・アテネ以降、室伏は苦しんだ。
極限まで追い込むハードトレーニングと試合の連続で、室伏の体は悲鳴をあげていた。
そんな中、33歳で迎えた2008年の北京オリンピック。結果は5位。今までと同じ事をしていては、勝つこと出来ない。33歳の室伏に、新たな壁が立ちはだかっていた・・・。
しかし、室伏はさらなる進化をもとめ、究極のトレーニングに取り組んだ。

室伏広治・36歳。再び世界の頂点を目指す男の、新たな挑戦に迫った。
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