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BACK NUMBER #242 2010.6.19 O.A.

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桑田真澄 野球界を改革する あくなき挑戦に密着! (後編)
野球人、桑田真澄。彼が今、全身全霊を傾けるもの…それは少年野球だ。
麻生ジャイアンツの新一年生が挑んだ初めての紅白戦で、桑田は驚くべきルールを発表した。 “打順やポジション、そしてサインまで自分たちで決めること”---。「野球は指示待ちのようで、自分で考えて行動しなきゃいけないスポーツ」だと桑田は言う。監督の言いなりではなく、点差、イニング、太陽の位置、打球に対する走者など、すべてを把握しなければ、良いプレーはできないからだ。指示待ちではなく、自ら考える習慣、そして他人との協調性を野球から学んで欲しい。それが、桑田の狙いだったのだ。

23年間、コツコツと日々の努力を継続することを何より大切にしてきた桑田。決して体格に恵まれていたわけではないのに球界で活躍できたのは、その努力を重ねるという唯一の“才能”があったからだと、桑田は著書の中で語っている。そして野球で培ったその信念は、今も揺らぐことはない。高校の講演会で、桑田はこんなメッセージを学生に贈った。「大事なのは出来ないからと言って諦めないこと。一生懸命に授業を聞いて、10点でも20点でもとれるよう努力することが大切」 
そんな桑田も今、第二の野球人生で、指導者としての努力の日々を送っている。

桑田の著書『心の野球』には、こんな一節がある。
“プロ野球は諦めたかもしれない、やめたかもしれないけれど
「野球をやってよかったな。野球に育てられたな」
と思えるような野球界にしていかなければならない。
野球で培ったスポーツマンシップでお医者さんになったり、
料理人になったり、会社員になったりする。
その先々で野球をサポートしてくれるようなシステムが出来たらうれしい。
僕にとって、野球が好きな人すべてが好循環を生み出す大切な仲間であり同士である。
野球界と社会のつながりを密接にしたい。”


心から野球が好きだ----------。
少しでも多くの人々にそう思ってもらいたい。そして日本の野球界をより素晴らしいものにしていきたい。そんな、ひたむきで壮大な桑田の挑戦は、たった今始まったばかりだ。
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