バックナンバー:バース・デイ

BACK NUMBER #236 2010.5.1 O.A.

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戦力外通告からリストラの星へ
的場直樹 新天地での新たな戦いに密着!
今、千葉ロッテが、熾烈な首位争いを繰り広げている。その中に誰よりも感情をむき出しに戦う男がいた。的場直樹、32歳。半年前、的場が戦力外通告を言い渡された時、妻は2人目の子供を妊娠していた。愛する家族を守るため、的場は12球団合同トライアウトを受験。トライアウトでは思うような結果が残せなかったが、千葉ロッテの入団テストに野球人生の全てをかけて挑み、崖っぷちの状態から見事ロッテへの入団を勝ち取った。

戦力外通告から2ヶ月。的場は福岡から千葉へ引越しを済ませていた。妻のお腹にいた赤ちゃんは、1月に無事出産した。出産を終えたばかりの妻を福岡に残し、単身赴任という選択肢もあった。だが妻は夫と共に、この地にやってきた。的場を奮い立たせるもの…それは、他ならぬ家族の存在だ。

3月20日。2010年のペナントレースが開幕。的場は、一軍登録メンバーに名を連ねた。しかし、ロッテには、ここ5年間、正捕手を守り続けている里崎がいる。今シーズンも正捕手の座についたのは当然のように里崎だった。的場は、控え選手としてチームを盛り立て、厳しい状況ながら、出番を待ち続ける日々が始まった。いつチャンスがやってきても良いように準備は怠らない。的場はキャンプ中からロッテ投手陣の研究を毎日行い、プロ入りからずっと悩み続けていたバッティングの練習にも余念がなかった。

開幕から3週間が過ぎた4月8日。的場にとって、思ってもみない出来事が起こった。試合前、里崎が背中の痛みを訴え、欠場したのだ。そして、試合30分前、的場は監督からスタメンマスクの声をかけられた。突然の出来事とはいえ、願ってもないアピールチャンス。このときチームは首位。勢いを止めるわけにはいかない。戦力外通告から奇跡の復活を果たした男が、新天地で見せた執念の戦いとは…?
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