バックナンバー:バース・デイ

BACK NUMBER #222 2010.1.11 O.A.

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メダリストとして、妻として…いつも夢は諦めない
シンクロナイズド・スイミング 武田美保
一人の元アスリートが、波乱に富む人生を歩んでいる。シンクロナイズド・スイミング、武田美保。武田がシンクロを始めたのは7歳の時。シンクロの女王、小谷実可子の華麗な演技に魅せられ、将来自分も絶対にオリンピックに出場すると誓った武田は、夢を叶えるべく、シンクロ漬けの10代を過ごした。そして、アトランタ五輪からシドニー、アテネと3大会連続でオリンピックに出場。武田が獲得したメダルは、4つの銀と、1つの銅。日本人女性として五輪史上最多になった。そして2004年、アスリートとして自分自身を究極に追いつめることで夢を叶えてきた21年の選手生活を終える。

その後はCMや舞台などで、美を極めたアスリートとして活躍。しかしシンクロを超える何かが見つかったわけではなかった。そんな武田の人生を大きく変えたのは、鈴木英敬さんとの出会い。鈴木さんは灘高、東大を経て、1998年、当時の通商産業省に入省したエリート官僚。互いに魅かれ、すぐに交際をスタートした二人は、2007年11月に結婚。その2ヶ月後、武田の運命が激変する。なんと、夫が選挙に出馬することが突如決定。しかもそれは、二人の見知らぬ土地、三重県からだった。

彼女にとっての第二の人生は、人の夢を叶えるために努力していくということ。しかし待っていたのは、落選という厳しい現実。選手の時には感じなかった絶対的な壁…武田は、それまで感じたことのない挫折感を味わう。しかし選挙が終わって3ヶ月が経ち、ふたりはじっくりと話し合った末に、三重県に残ることを決めた。そして武田は、妻として夫を支えるだけではなく、メダリスト武田美保としての仕事を再開した。

今年から武田が本格的に取り組もうとしていることがある。それは地元のシンクロクラブでの子供たちへの指導。武田のコーチを受けるようになって子供たちのモチベーションも変わってきたという。第二の人生をスタートさせた元シンクロのエース、武田美保。彼女は今、新たな戦いに立ち向かっている。
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